2015年が始まりました。 みなさま、あけましておめでとうございます。
昨年は会社としてより個人として、挑戦の多い1年でした。 “協働で生み出すプレゼンテーション”の下に取り組んだプレゼン研修の商品化を纏め、通信系大手に納入しました。 これまで関わりが薄かったキャリア開発領域に取り組みました。 外国人留学生に向けたビジネス研修、大手電機メーカーの横断実施型マネージャー研修など、多様な依頼をこなす中で領域を広げていくことができました。
従来から力を入れてきた「伝承力」の研修は、これまでの技術系人材対象から、営業やスタッフの領域に守備範囲を広げました。その一方で「伝承」する側と対局にある20代-30代の若手人材を対象とした実践知“つかみとり”という、反対方向からの研修も漸く形が整い、昨秋研修実施も適いました。
大学院のコマをひとつ受け持つこととなり、思いがけずアカデミックな世界の体験もさせてもらいました。従来から学ばせて頂いてきた“ファシリテーション塾”でも、秋から講師の列に加えて頂き、世の中に向けたファシリテーションの普及という、新しいミッションも担い始めたところです。
慌ただしい年だった訳ですが、気がついてみると受身的な挑戦に追われ、自らの発信がすっかり疎かになっておりました。 年末には信頼する友人からこれを“怠慢”と一喝されました。実際このブログも1年前の12月以降アップが止まったままで、”怠慢“の指摘は認めざるを得ません。 世の中に価値を提供出来ているか。何のために独立したのか。 自分は世の中で何を発信することで存在を認めてもらおうとしているのか。 原点が見えなくなっていました。
2015年は、そこのところを“ちゃんと”やっていこうと思っています。 エイシアという会社は、私が海外で仕事をする中で気づいた“仕事人”としてのスキルや在り方の練達を目的とした会社です。グローバルに人や組織が繋がり合う中で、人間としてどう自分を成長させていくのか。 自己をどうとらえ、他者とどう関わっていくのか。 この原点を外さず、人が見てくれてまた研修やセミナーに参加して頂いて“これで分かったぞ”と何かを掴んで帰って頂ける様な、そんな発信と活動を心がけていこうと思っています。
従来からHP上にアップしている「広がる地平」(ほぼ毎月掲載)の連載は、今年も引き続き行っていきます。http://www.asia-corp.jp/report_tihei/report_tihei.html また、若手の方々を主な対象とした新領域は「つかみとる実践力」という別立てのブログhttp://ameblo.jp/tsukamitoru/ で、今後定期的にアップしていきます。 このブログもエイシア・真門の発信ツールとして、企業人として、また私個人の思いをお伝えすべく、活用頻度を高めていこうと思っています。
グローバルに人や組織が繋がり合う中で、人間としてどう自分を成長させていくのか。 自己をどうとらえ、他者とどう関わっていくのか。皆さんと一緒に今年も考えていきたいと思っています。 どうぞ、よろしくお願い致します。