カリカリせず平常心で | チエでつながる, ワザでつながる、ココロでつながる、価値を生みだす           ~ 物語思考が世界をかえる

チエでつながる, ワザでつながる、ココロでつながる、価値を生みだす           ~ 物語思考が世界をかえる

この世に生まれて間もなく、人は「ものがたり」と出会い、そこで広い世界とのつながりを作ります。このblogでは、「ものがたり」と共にある人の可能性を探求していきます。

皆さま、 こんにちは、






『越境コラボ塾』 塾長の 真門 です。






このブログは、日本人が国境・国籍の枠を超えて、

世界の様々な人々とコラボレーションをしていけるよう、

有益と思われる情報を発信しています。







コラボレーションで最も基本になる事が共通の協働目標である

という話は、

http://ameblo.jp/c-b-collaboration/entry-10929011917.html





で、取り上げました。






ただ、目標を共有しても、




コラボする際にお互いがどう協力しあうか、という事は、



双方がよく理解しあっていないといけません。






よくやってしまう事ですが、



あまり擦り合わせずに始めてしまって、




抜け、漏れ、ダブり




そういうものが出てしまう事、ありますね。







言語や文化が違う人同士のコラボというのは、



行き違い、勘違いの確率が、はるかに大きくなります。




実際にやってみて痛い目に遭わないと中々ピンとこないのですが、




シェーーッ (古くてすいません)て、



言いたくなる様な事が本当に起きてきます。








日常普通にやりとりしており、コミュニケーションに困難を感じない

間柄になっても、、




ジョーシキとか感覚的なところで

基本的なズレを感じる事があります。






私がアフリカに駐在していた時の事。




ファイリングで使うカラーの仕切り紙の話です。

 



入札なんかの時、プロポーザル作成によく使いました。




赤、黄、緑、青、グレー。




インデックスの出っ張りが4cm くらいの幅で、

色の順に上から並んでいる。



だからこの色の順に、仕切り紙を挿入しておけば、

見る人が見やすいし、めくりやすい。




と、カタログをファイルする担当者これを渡して


カテゴリー毎にファイリングする様に

説明しました。





ですが、




出来あがったファイルの仕切り紙は、




緑、赤、グレー、青、黄 の順。




更に種類の違う仕切り紙も途中に入っている。




なんでーーーー。 って、なりますよね。







こういう単純作業レベルから、もっと複雑な協働作業の

レベルまで、




異文化でのこの手の話は無数にあります。






やや気休め的ですが、




私が実施している海外駐在員向けの赴任前研修では、




SMART に 指示せよ、って教えています




S = Specific (具体的に)

M = Measurable (数値的指標で示して)

A = Action (お願いしたい具体的な行動を説明し)

R = Result (出来あがりの最終イメージを示し)

T = Timeline (いつまでに、を明確にする)






複雑な仕事には、あまり使えません。 




ですが、役に立つ局面はあるので、

覚えていて損にはならないです。 






で、今ここで言いたい事は、




この シェーーーーッ に、



慣れなければいけない、という話です。 




何かが起こっても、いちいちカリカリせず


平常心で 周囲ともやりとり出来るように、


自分を鍛えなければいけない、という話です。






文化が異なれば、色々あって当たり前。 


そこから、学びをいかに生み出すか、の方が大事です。




何も起きない一日が、

寂しく感じるくらいにならないといけません。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


最後までお読みいただき、

ありがとうございました。 




『越境コラボ塾』 塾長   

      

真門  




関連サイト:



うまくいく海外赴任: 

指示ミス減らしはS.M.A.R.Tで

http://www.asia-corp.jp/funin/asiabd.html


広がる地平:

http://www.asia-corp.jp/tihei.html