ご訪問ありがとうございます。
那覇市のフラワーアレンジメント教室 新垣(しんがき)明美です。
久しぶりに、ほんと~に久しぶりに、桜坂劇場へ。
友だちが車を出してくれたので、以前から気になっていた映画『マイ・ブックショップ』を観てきました。
登場人物の魅力もさることながら、1950年代、イギリスの海辺の町が醸し出す独特の雰囲気に引き込まれます。
ちょっとくすんだ色調のファッション。
(主人公フローレンスや、本屋を手伝うことになる少女クリスティーンのファッションがとっても素敵です。)
舞台となる本屋(「オールドハウス」と呼ばれています)や町の大きな屋敷の佇まい、家具、雑貨。
本屋に並ぶ美しい本の装幀。
そしてお茶の時間に使われる様々な器。
それらが織りなす時代の雰囲気がとても魅力的で、この世界に入って行きたい・・・そんな気持ちになりました。
保守的な小さな町で、亡き夫との夢だった本屋開業に向け果敢に立ち向かうフローレンス。
そんな彼女を快く思わない勢力の、理不尽な仕打ち。
フローレンスと本を介して心を通わすことになる、偏屈な老英国紳士を演じるのはビル・ナイ。
この映画でも、『アバウト・タイム~愛おしい時間について』という映画でも、実に渋い魅力的な人物を演じています。
長身で背筋がぴーんと伸び、一見近寄りがたい厳しい表情の奥に、深い洞察力と愛情と品格を兼ね備えた人物でした。
淡々と物語は進みますが、じわじわとフローレンスにとって息苦しい展開になっていきます。
その中で徐々に(最初から?)明らかになっていく町の人々の人間性。
最後の方で、全くセリフなしで人々の表情を映し出す場面があるのですが、その眼差しは言葉以上に彼らの人間性を語っていました。
この映画は、本を愛する人にも、そうでない人にも観てほしい映画です。
ラストが未来へ繋がるような終わり方で、正直ホッとしました。
「THE OLD HOUSE BOOK SHOP」
沖縄にもこのような本屋さんがあったら・・・と、ふと想像してしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
◆ ライン@ご登録の方に、【お花を長持ちさせる秘訣PDF】を無料でプレゼント!
沖縄県 那覇市のフラワースクール Cielo Azul~シエロアスール~の新垣明美でした。
◆初めての方へ
◆メニュー
◆お客様の声
◆レッスンポリシー
◆ご予約・お問い合わせ