江戸っ子 | チャパリータASARIの「天空旋風日記Ⅱ」

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実は、、、先日、江戸っ子の伯父が亡くなりました。

現役中は南千住大会の打ち上げを江戸っ子でやったり、取材で使ったり。。。

選手やスタッフも沢山来てくれました。ファンの方も来てくれました。

我が家は皆江戸っ子が大好きで、親戚の中でも、私が一番江戸っ子へ行っているんじゃないかな汗

私を娘のように可愛がってくれ、引退して12年経った今でも江戸っ子には私の現役時代のポスターや写真を貼ってくれていました。天空と星空も孫のようにいつも可愛がってくれました。

天空はフルーツが大好きなので、いつもデザートに沢山フルーツを出してくれ、お土産まで持たせてくれました。

ここ数ヶ月は入退院を繰り返し、お祭りの時には病院から外出許可をもらって、お神輿の渡御の振る舞いをし、伯父さんの一本締めの掛け声でお神輿は渡御して行きました。

いつもお祭りの山車の引換券を伯父さんに頼んでいたので、お祭りの前には病院から私のところに電話があって「祭の半天と山車の引換券は頼んだか?」って心配してくれてました。

お祭りで会ったのが最後でした。

亡くなった当日、伯父さんが江戸っ子に戻って来たので会いに行きました。とっても綺麗な顔をしていました。


正直、私のない頭で子供達にはどう伝えれば良いのか悩みました。

全てを理解し、受け止める事はまだ難しいかもしれないけれど、ちゃんと向き合わせるべきなのか、まだまだ多感な時期だし、最小限にして伝えるべきなのか。

そして、

「江戸っ子ジジ、お空に行っちゃったんだ」


何を思い、どう感じているのかはわからないけれど、星ちゃんは涙をためて私に抱きついてきました。そして、「戻ってくる?」って、聞いて来るのです。

江戸っ子に帰ってきている伯父さんに会った2人。まだよくわかっていないのか、ふざけてしまう事もあったけど、子供達は子供達なりに色々と受け止めているのかな、、、とも、感じたりしました。

「江戸っ子ジジ、寝てるだけ?目あける?」って星ちゃん泣き1

私も親戚が多いので、小さい頃から死の別れを何度となく経験してきました。私だって小さい頃は理解出来なかったりもしたし、向き合う事が出来なかったりもしたかもしれない。
でも、心の中に残っている事もいっぱいあります。

天空と星空は幼稚園が仏教なので、手を合わせる気持ちは私が小さい頃よりもしっかりしていると思います。

天空は感情を表に出すタイプではないけれど、お通夜の時には目を閉じてしっかり手を合わせてくれました。

そして今日、滞りなく無事に葬儀が終わりました。子供達は学校と幼稚園があったので、昨夜のお通夜でお別れをし、天空と星空が書いた手紙を棺の中に一緒に入れてもらいました。

あっという間に火葬され、骨になってしまった伯父さん。

間もなく江戸っ子も都市再開発で立ち退きになってしまいます。

伯父さんは最後まで江戸っ子のおいちゃんとして、全う出来たんじゃないかなと私は思います。

おいちゃんの笑顔、忘れない。

ありがとう。おいちゃん。

合掌