引退して12年が経ちました。

プロレスをやっていた時間より引退してからの時間の方が長くなってしまった今、もう【チャパリータASARI】でいる時間なんてほとんどないけど、私の中にいる
【チャパリータASARI】
ふと【チャパリータASARI】に戻れる瞬間がやっぱり私が私でいられるのかもしれない

現役の頃はほとんどの時間を【チャパリータASARI】として過ごしてきた。【チャパリータASARI】の中に渡辺真美がいる感じ。今は中尾真美の中に【チャパリータASARI】がいるのかな。
今は元、女子プロレスラーではあるけれど、ただの一般人に過ぎない。私の現役時代を知らない人が私の過去を知ると「凄いね~」って言ってくれる。でも、「今はただのオバチャンだし、、、」って思う私がいる。
先日、ある選手から電話がありました。九州巡業中だそうで、プロモーターの方たちとの食事会だったのかな。私の話になり電話をかけてきてくれました

当時、試合後の食事会で酔っ払ってバック転してたとか

某選手に噛みついたとか。。。それは覚えています

あの時は本当に楽しかった


って、話は反れましたが


引退前のインタビューでこんな記事を見つけました。

「私には妥協する人生ってのは選べないから」
って。
10周年興行の前には
「無謀なのがチャパリータASARI。存在自体が無謀だから」って豪語してた

たまに、こうして現役時代の記事を読み返し見失った自分を取り戻したりします。
最近、妥協しちゃってるな~とか。最近、無謀な事してないな~とか。ね

もちろん、歳を重ねちょっとだけ大人になった私もいるけど、変わらない思い、変えられない思いは持ち続けていきたい。
さて。
引退して13年目に入る私。今年はどんな人生を歩んでいくんだろう。。。
ただ一つ。私の中にいる【チャパリータASARI】には譲れないものがある。それだけは一生変わらない
