山野愛子先生に最初にお目に掛かったのは
私が十代の頃でした。
着付け、ヘアーメイクなど、山野先生とお弟子さんが
やってくださいました。
国とTV局のお陰だと思いますが贅沢な環境でした。
その場の雰囲気を一変させる山野先生のパワーが
すごく大きかったいことを身体で感じ覚えています。
私は、身長が高く170センチです。
一般には、ドレスは大きな女性
和服は、小さな女性に向いていると言われていました。
山野先生は、「和服だって、大きな女性が着れば
着映えがするの、自信を持って」と、
言ってくださいました。
一流の大人の言葉には、説得力があります。
それからの私は自信を持って和服を着ています。
今でも講演をする際、和服のこともあります。
大学の授業も、一度くらい和服がいいですね。
その道を切り拓いた第一人者に頂戴した言葉は、
美容に関してでしたが、人生に通ずる言葉です。
この感謝も、次代に恩返しです。