猛暑日と急な雷雨が続きます岐阜県関市のC&E AUTOです。
さて今回はNA8ロードスターのエアコン修理作業となります。
ご覧の通りエアコンコンプレッサー下付近がオイルでベトベト
エアコンコンプレッサーにも潤滑用のオイルが入っているのでガス漏れと共にオイルが抜けてきた感じです。
NA8のエアコンコンプレッサーはこんな感じでガス漏れしているのを見かけます。
定番の修理としてはコンプレッサーをリビルト品に交換修理するのが定番ですが近年リビルト品もコア数が数が少なくなってきて入手が難しくなって来ていますので新品が購入できるNDコンプレッサーを使ったコンバートキットにて修理
ボルトオンで取り付けできるキットが石井自動車さんより発売されていますので基本加工無しでポン付けできます
アルミ製ブラケットでNA8の鉄製ブラケットより数キロ軽いです!
コンプレッサーもすんなり収まってます。
今回はコンプレッサーの他に配管類やコンデンサー、エバポレーターなどもフル交換
エアコンは基本アルミ配管となっていますが実はガスがない状態やコンプレッサーに不具合が出ている状態で使っていると不純物が配管内に回ったり、配管内が腐食して腐食物が回ってまたコンプレッサーを壊してしまいます。
予算はかかってしまいますがこれから10年先トラブルなく使おうと思うとフル交換が最良です。
いま現在は主要部品は供給されていますがいつ廃盤になるかわかりませんので部品が出るうちにしっかり修理されることをおすすめします。
交換後はエアコンサービスステーションでしっかり真空引きしてエアコンガスを充填
規定量はありますがコンプレッサーが変わっていますのでガス圧と冷え方を見ながら微調整
この機械はガス量の増減が後からでも随時できるので優れもの
エアコンガスは多くても少なくても冷えは悪くなります。
実はエアコンガス多めだとエアコン使った時にオーバーヒートしやすくなります。
ガス量が多いと圧力が上がりコンデンサーの発熱も上がって、ファンが一生懸命回っても温風になってるのでラジエターが冷えず水温は徐々に上がっていってしまいます。
特に渋滞などで走行風があたらないと厳しくなります。
渋滞なので急にエアコンが効かなくなるのは水温が上がりすぎてオーバーヒートしないようにフェールセーフでエアコンをストップさせてるためです。
エアコンの冷え方、ガス圧、水温もいい感じになるとことで調整してバッチリ
これで夏場も快適にドライブできますね
ありがとうございました~
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