【オイル漏れ修理】ユーノス ロードスター NA6CE 低走行中古車注意! | C&E AUTOのブログ

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12月に入って一段度と寒くなってきましたね。

 

降雪、凍結地域の方はスタッドレスタイヤの装着をお忘れなく!

 

また降雪、凍結地域ではない方も気温が下がりますとタイヤが温まるまではタイヤのグリップが低下するので朝一急いで出かけらたスリップしてぶつかってしまうことも起こりえますのでご注意くださいビックリマーク

 

特に海外製の低価格のタイヤは低温時やウェット時のグリップは国産タイヤに比べるとかなり低いです。

 

 

 

 

 

 

 

さて今回入庫作業はNA6CE ユーノス ロードスターのオイル漏れ修理などですレンチ

 

 

 

 

今年車両購入をされたということで一度点検してくださいと入庫

 

 

走行距離が6万km台とNA6ではかなりの低走行ビックリマーク

 

 

きっと極上なんだろうなとリフトアップして点検したら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジン、ミッション、デフすべてにオイルにじみ、漏れが叫び

 

 

よくよく見るとAT載せ換えでした。

 

AT載せ換えは中古車屋さんで車両を購入される時に開示されていて公認もちゃんと通っていましたが

 

 

 

ここで問題なのはこのミッション、駆動系はどれぐらいの走行距離だと言うことが不明ということ

 

汚れ方やオイル漏れからして酷使されていたものと想像できますしょぼん

 

 

MTの中古車両は高騰していますのでまだ比較的安いAT車をベースに安い中古部品をつかってMT車に換装したと思われます。

 

 

 

 

こんな状態ですがせっかく手に入れた車両ということで修理ご依頼いただきました。

 

予算の都合もあるので出来るところからと言うところでまずはひどいデフオイル漏れ修理から

 

 

 

 

 

 

 

デフ周りはオイルでベタベタあせる

 

下のマフラーにかかってオイルが焼け焦げてます。

 

この状態で乗り続けたたら最悪引火、車両火災になります。

 

 

 

マニアックな方が見ればわかりますがこのドライブシャフトの形状はNA8 シリーズ2以降のドライブシャフトなのでおそらくMT、DF共にNA8の部品でごっそり交換さていると思います。

 

 

ドライブシャフトを外したら原因が判明

 

 

 

 

 

 

オイルシールの内側で締め付けてるスプリングが外れてます。

 

換装された作業者がドライブシャフト取り付ける時に引っ掛けてしまったんでしょうしょぼん

 

オイルシールは新品に交換してドライブシャフトでオイルシールを傷つけないように挿入グッド!

 

 

 

次にミッション側のオイル漏れも修理します。

 

かなりオイルがまわりに散っていたので漏れ箇所がわらないですがスピードメーターギアの取り付け部分から滴っていましたのでスピードメーターギアのOリングを交換してみることに

 

 

 

 

 

 

交換後しばらく試走しましたがデフもミッションも漏れてきた形跡もなくいい感じにグッド!

 

 

 

 

 

 

残るエンジンのオイル漏れですがB6エンジン定番のヘッドガスケットからのオイルにじみ、漏れですが車両を購入されたばかりで予算がないので予算が溜まってからということに。

 

 

でも6万kmそこそこでそんなにひどく漏れてくるのかなぁと思ったら…

 

 

 

 

 

 

 

歴代オーナーはオイル管理がわるかったようでオイルフィラーキャップを開けたら焦げついたオイル真っ黒なオイルスラッジが叫び

 

 

オイル管理が悪いとオイルシールなど傷んでオイル漏れを起こします。

 

ちょっとスラッジがひどいので追加でオイルフラッシングをすることに

 

 

 

 

 

 

オイルフラッシングをより効果的にするためにしっかり暖気

冷たい水で洗うよりお湯で洗ったほうがより汚れが落ちるように油温が高いほうがよりスラッジが浮き出てくれるイメージです!

 

 

フラッシング剤を注入して規定時間アイドリングさせてオイル交換します。

 

 

 

 

 

 

当店ではフラッシング成分が残るのが嫌なので新油をいれてある程度まわしてからまたすぐ抜いてオイル交換をします。

フラッシング剤をうがいさせるイメージです。

 

うがいさせるオイルもきっちり油温を上げてから軽く走ってフラッシング剤で浮き上がったスラッジを溶かしこます感じで

 

 

入れたばかりのオイルですが抜くと黒ずんで汚れが溶け込んでます。

 

 

 

 

 

 

 

 

フラッシング剤をきれいにうがいさせたあとはオイルフィルター交換とお本命オイルにオイル漏れ止め剤をいれます。

オイル漏れ止め剤は完治するわけではありませんが多少漏れが少なくなるので修理までの延命剤です。

 

 

 

 

 

取り外したオイルフィルターを逆流させると取れた大きなスラッジがかなり出てきましたあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで多少よくはなったと思いますが根本的にバラさないと掃除できなにで予算ができたらエンジンオーバーホールですね。

 

 

 

 

 

 

買ったばかりで点検整備もしてもらったし大丈夫と思いがちですが特に古いNAロードスタートラブルを多く抱えてる場合がありますので専門店で点検、状態の確認をして修理プラン、改善プランの提案をしてもらったほうがいいですね。

 

 

車両点検、状態確認ご相談もお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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