飛騨高山ウルトラマラソン72km 完走記! | 関西ジョガーのブログ

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飛騨高山ウルトラマラソン72kmに参加してきました!!!

前日、大阪より高山市に向けての高速バスで6時間です。
このバスのほとんどの乗客は、この飛騨高山ウルトラマラソンの参加者らしくて、各々、ジョギングのウエアーとかシューズの格好でしたね。
私の隣の方もウルトラマラソンの達人らしい人(U海さん)でして、100kmに参加ということでした。

高山市内に2時半頃到着し、まずは受付を済ませて、その後大会のコースの説明会を聞きに行く。
終了後、U海さんと別れて、JR高山駅で泊まりの民宿の送迎を待ち、車で民宿まで。

 とってもアットホームな民宿でウルトラマラソン参加の為に朝早くからおにぎりを作ってくださって、さらに4時過ぎにスタート地点まで車で送迎してくれます。また一緒に宿泊していた3回目出場の方から、下りは長いし、脚にダメージを残さないよう気をつけて走ってねとのアドバイスももらったりしてとってもよかったです。

 さらに私の大学の母校のゼミの後輩たちも泊まっておりそのゼミ生と教授とも仲良く昼食を食べました。

 当日4時半スタート地点に到着し、トイレの大を並んで済ませて、スタート地点に…
100kmの速い人[白ナンバー]が4時45分スタート、ついで[100km緑ナンバー]の人が5時スタート。我々72kmのピンクナンバーは5時15分スタートでした。

0~5km (34分)
 高山の街中の応援の中を気分良く走り抜ける。調子はまあまあ。でも周りは結構速い。その内第1エイド。ドリンクはヴァームと水があり、オレンジ、バナナが用意されており、オレンジがうれしかった。
5~10km(35分)
 いよいよ少しずつ上り。とりあえずゆっくりでも走る。この辺は10km行く間の高低差100m。まだまだ序の口でした。
10~15km(37分)
 約4kmの間に300mほど登ります。脚を残しておくためにも、「皆が歩いて登るときには私も歩く」の作戦を開始。でも途中からガミコを使って100m走って100m歩く、こともする。14km過ぎで1回目の頂上。その後第3エイド。
15~20km(不明)19.3までは(28分)
 最初の関門、第4エイド19.3km地点まで下りました。脚にダメージを残さないように走ろうとするけど、急勾配でどうしてもトントンと降りてしまう。サポートタイツBG8000の威力も信じてとりあえず時間稼ぎの作戦、下りで結構抜かしたかも。
エイドでは、御そばを少しよばれて梅干を食べて、5分位で再スタート。ここで携帯のカメラの電源を入れ替えるロスタイムが発生した。でもまあ5分。まだなんとでもなる。
20~25km(不明)19.3~では(43分)
 ここから飛騨高山スキー場までが登りの本番。まずは30kmまでの10kmの間に600mも登る。25kmまでは200mの高低差。先ほどの200m走って100m歩くという作戦でじわじわ登っていきました。
25~30km(53分)
 さすがにきつい。周りはもうだれも走っていません。歩いて登ってます。もちろん私も。でも。27.2kmの第6エイドで力を頂きました。30km付近で一応ピーク到着。下るときに気になっていた右足シューズ、甲の部分の紐のくくり方を緩める。
30~35km(41分)
 第7エイドで紐を調節したので右足は楽になる。ここから少しだけ下ってまた揺るやかに登る。途中ほんの少しダートあり。でも走れる。
35~40km(58分 休憩時間は20分でした)
 36.9kmの第2関門の第8エイドまでは、またまた登り。サポートの自転車の方が、「あと少しですよ~」と声をかけてくれる。けれどもガミコ310XTで『あと2kmはあるのを私は知ってるよ~』と心の声。
 登りきって、少し下ってようやく中間エイドが見えてくる。マスコットとの記念写真。Tシャツを着替え、トイレ、ぜんざいを食べて、さらに大阪~高山の高速バスで隣だったU海さんと再開。休憩を10分程度にしておこうと思ったけど、気がつけば20分も休んでしまった。でもストレッチ等もせず、できるだけ立っていた。
 再スタートして、ほんの少し登ってその後は下り。とりあえず走る。脚は大丈夫そうで、BG8000の効用を信じてどんどん走る。
40~45km(30分)
 エイドごとの写真は撮っているけどエイドではドリンクを飲んだり、バナナ、オレンジを食べたりするだけでできるだけ1分以上はとどまらないように心がける。
45~50km(43分)
 いい調子で下ってきてけど、第10エイドを越え、トンネルを抜ければ、またまた登り。無理せず皆が歩くので私も歩く。北の海女さんの格好をした女性が皆を励ましながら一緒に走ってくれていた(何回もこの坂を往復しているみたいでした。ありがたいです)
50~55km(不明)54.6kmのエイドまで (36分)
 第12エイドで最後の関門。余裕でクリア。ヴァームと水、オレンジ、バナナで5分ほどでスタート。スタート時女性が、ナンバーから名前を探して読み上げ、励ましてくれるサービス。
55~60km(不明)54.6kmからは (68分)
 最後の千光寺の坂が待っている、と気合を入れなおすが、ちょっと走れない。しばらく歩いて調子と気分を乗せて、再び軽くジョグから。。。
千光寺の坂が見えた。この坂は3km位の間に300mほど登る。さすがにここに来て走って登れない。しかしすでにここまで85kmは走ってきている100kmの白ナンバーの選手が、次々と走って登って追い抜いていく。さすがです。
でも私たちピンクナンバーの72kmの部の人たちは歩いてました。
 千光寺の階段の麓の門で、三味線を弾いて応援の婦人たちもおった。階段を手すりをたどって登りきり、58.8kmの第13エイドへ。ここで4分の休憩。エイドで初めて座った。
60~65km(40分)
 60kmを過ぎても少し登り。やっと頂上。あとはほんの少しの登りを残して下っていくのみ。『時間の余裕もできてるし、脚も動いている。よし大丈夫だ。』とBG8000のタイツを信じて駆け下る。この辺では下りでも歩いている人もおった。脚にダメージがあるのだろう。
距離表示に100km選手用のものもあり、90km地点とかも出てくる。ってことは、あと10km。脚も大丈夫、心拍も大丈夫。でもゴールできる余裕ができて、気持ちが歩きたくなり、歩く時間が増えてしまう。[今後の反省点だな!]
65~70km(46分)
 65km地点で最後の少しの登り。歩いて登りその後はジョグ。走れ走れ。ゴールが近づいてくるぞ~~。と次のエイド、次のエイドと小刻みに目指して走る。
この65~70kmまでにはエイドが2つあり、これは最後の力を振り絞ったり、気力を出させてくれたり、とってもうれしい配慮でした。なんと力づけられたか。
70~72km
 ラスト2km、ラスト1kmと近づく。道端にはそれぞれお手製の横断幕がいくつもいくつも描いてくれている。本当にうれしい。感謝感謝。全部写真に撮りたかったけど雨もぽつぽつ降ってきてとりあえずゴールを目指す(それでもいくつかは立ち止まって撮りましたが…)
最後も、応援してくれている人に「ありがとう、ありがとう」を言いながら、恒例の一人での写真も撮りながらゴール。ゴールでは高山市長が握手をしてくださいました。

(後記)
エイドもサポートも運営も全てにおいて、満点に近い大会で、自分としても満足いく結果を残せました。
今回ウルトラ72kmを走って、またマラソンをしていて本当によかった思いました