最近「便は出れば良い」と思っている人が多いように感じます。




ですので、その点についてお話しようと思います。




便は出れば良いわけではない





まず便が何なのかについて確認しておきましょう。









便とは、食べた物を腸内細菌たちが分解した後に残った代謝副産物、もしくは消化・分解できなかった食物の腐敗した姿です。









なので、便が出れば健康かと言えばそうではありません。食物が腐敗したものがいくら出ても、元になっている食物の摂取を止めなければ、腸内での腐敗は止まりませんし、腐敗した食物から体内に毒素が流れ込むのを止めることは出来ません。









かと言って下剤を使えばいいのかといえば、下剤を使えば腸内環境は破壊されます。腸内環境が破壊されると、腸内細菌たちは死滅してしまいます。下剤は人工的に腸に蠕動運動を促し、無理に便を体外に排泄させるだけです。









腸内細菌が多く死んでしまうと、腸はそのエネルギーを供給することが出来なくなり、代謝に大きな障害を負うことになります。




酵素飲料も便を出す為のものではない








酵素飲料も同じことです。









酵素飲料を飲んでいるから良いや、と変なものばかり食べていは、酵素飲料の本当の力を発揮させることは出来ません。酵素飲料を飲むなら、尚更食生活にも気をつけるべきでしょう。お金を払う意味が無くなります。









確かに、酵素飲料を飲めば腸内環境は何もしない時に比べて多少改善されるので、その分消化に回すエネルギーも出来ます。しかしそのエネルギーを消化に回していては本末転倒。更に腸内環境が悪化し、腸内での腐敗発酵を促すことになってしまいます。









それでは折角酵素飲料を飲んでいる意味も無いので、酵素飲料を飲むなら食生活も改善しましょう。本当の快適さを味わうことが出来るでしょう。














ということで、便は出れば良いわけではありません。




綺麗な便、腸内美人を目指して、頑張りましょう。













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