健康に良いと手放しで称賛される水を飲むことについてです。









水はただ飲めばいいわけではない




水は、ただ飲めばそれで健康になれる魔法の飲み物ではありません。適量を適宜飲むことによって、身体の水分を補給することが出来ると言うだけの話です。









飲みすぎた水は腎臓で調整して体外に排泄する必要がありますし、無暗に水を飲むことは腎臓への負担を高める結果にしかなりません。









日本は一年を通して湿度が高い時期が多い地域です。そういった湿度が高い地域に住んでいると、空気中に含まれる水分が体内に入ります。この外にある湿気(外湿)に長期間されされると、体内に余分な水分(内湿)が溜まるそうです。









そのため、梅雨~夏にかけては、水分を摂取しすぎるのは考えものだと言えます。









東洋医学において内湿は脾胃(胃腸)を損ねるそうです。体内の水分量が増えすぎると、分泌液(胃酸など)の濃度が薄まり、結果的に消化機能を落としてしまうことになります。食事中に水分を摂らないほうが良いのも同様の理由からです。









水分補給は消化機能が休んでいるときに




ということで、水分を摂る際は消化機能がお休みしているときに摂るのがベストだと言えます。









水分は気楽に摂取出来るのでそれほど消化の負担を気にせず飲んでしまいますが、それ自体の消化よりも、水を加えることによって消化が困難になる場合があるということを、理解して下さい。









ただし、普段飲んでいる水以外の飲み物を水に置き換える、というのは良いかもしれません。









物事には順序がありますので、一気に水分摂取も合理的に、とは行きません。段階を追って、徐々に飲み物は水だけ、という生活に切り替えていくと良いでしょう。









コーヒーや紅茶などは、カフェインの影響が胃に大いに負担を強います。消化酵素と混ざったカフェインは、悪玉菌の餌となりますので、無暗に悪玉菌の繁殖を押し進めてしまう結果にもなります。









と、色々と書きましたが、一番分かりやすい水分補給のタイミングは喉が渇いた!という時です。逆に言えば、それ以外の時は水分を補給する必要はありません。




自分の身体に目を向け、水分とも上手く付き合いましょう。

































































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