1989年2月発売の14th シングル
"涙はどこへ行ったの "
のC/W。
作詞·小倉めぐみ
作曲:柿原朱美
編曲:萩田光雄
皆さん、こんにちは👋😃
ようこそ我がページのお越し下さいました❗️
さてさて
僕が好きな洋楽のバンドに
" Lynyrd Skynyrd
(レーナード スキナード)"という
アメリカのサザンロックのバンドさんが
いるんですが、
入っている"Second Helping(おかわり)"というアルバムです‼️
そのレーナード スキナードの
有名な曲に
"Swee Home Alabama"
という曲がございまして
この曲は、Neil Young(ニール ヤング)の
"Southern Man(サザン·マン)"
と言う曲への
アンサーソングとして
有名なんですが、
(※どんな内容なのかは…興味のある方はググってみて下さい。)
つい最近、
"ん?これもその類いじゃないかいな?"
と思った曲がありまして…
ネジ込み方がかなり強引だという
感じは否めませんが…
そんな訳で今回は
南野陽子さんの
シングルのカップリング曲です!!
こちらはアンサーソングと
読んで良いのかは判りませんが、
同じ小倉めぐみさんが作った
お話で3人の登場人物は同じです。
……………………………………………………………………………………………
♪ガールフレンド 私ずっと
あなたの事
裏切ってたの
♪ガールフレンド 彼の愛を
知らん顔で盗み取った
♪風吹く舗道は 花びらの嵐
膝がふるえるから
声もふるえてゆく
♪今度だけは
ごめんね じゃ
済まない事件(こと)ね
♪ケンカならば
すぐに仲直り出来るのに
♪最低の友達と
なじられても
仕方ないと思う
"ガールフレンド "のPart1を
お聴き頂くと判りやすいんですが、
彼を奪ったPart2の主人公が
したたかというか…
言葉選びが難しいんですけど…
と、とにもかくにも❗️
このPart2の主人公は
Part1の主人公が思っていたか
付き合っていた彼を
奪ってしまったんですが、
特筆すべきは、
Part1で
"チャペルへの坂道 "
とありますから、
つまりはPart2の主人公と彼の
結婚が決まり、式の日取りも決まり
"もはや再び Part1の主人公が彼を
奪い返そうったって
出来やしない段階になるまで
黙り続けていた "
という所だと思います。
♪ガールフレンド
あんなやつの どこがいいの
そうけなしたね
♪ガールフレンド
熱い心 抑えたくて
ウソついてた
♪言い訳ばかり並べ立ててゆく
棘のようにささる沈黙が怖くて
♪勝手だよね
わがままな恋したくせに
彼といても
ちぎれそうな位 胸が痛い
♪「ゆずるしかないじゃない」と
無理に微笑って
瞳 そらす あなた
そんな中々に大それた事を
仕出かしたPart2の主人公、
ケラケラと高笑いをするんじゃなくて
しっかりと胸を痛めていた訳です。
彼を奪った彼女と
Part1の主人公に対して胸を痛める彼女
一見、相反する行為のようですが、
これはまさに表裏一体
人の恋人を羨ましく想い
盗み去ってしまいたい…
実際に行動するかは別にして
割りと日常に溢れている
感情なのではと思います。
Part2の主人公が良心の呵責に
さいなまれている、
♪あんなやつのどこがいいの♪
♪熱い心抑えたくて♪
と歌われているということは、
"素敵な人だわ!!
でも彼はPart1の主人公の彼だし… "
"でも彼の愛が欲しい‼️"
と相反する2つの心が葛藤を繰り返し
悩み悩んだ挙げ句
友達を裏切り
永遠に嫌われてしまうリスクを承知で
行動に出たという事になります。
♪今度だけは
ごめんね じゃ
済まない事件(こと)ね
♪ケンカならば
すぐに仲直り出来るのに
♪ガールフレンド
Oh, my friend
楽しい恋だけ選べば
♪ガールフレンド
Oh, my friend
上手く大人になれるのに
♪大好きな友達に
嫌われても
彼と歩きたいの…
Part2の主人公は
自分がどういう事をし、
それがPart1の主人公に対して
どういう意味を持つのかを重々承知しています。
もちろん友情関係を
維持したければ
どうするべきだったか
知らなかった訳はありませんから
それだけの犠牲を払ってでも
手に入れる価値のある愛だった
のでしょうね😃
まぁそのまま結婚したとすると
その価値がホントにあったのか
どうかが判明するのは
何年も経った後なんですけどね✨
いずれにしても
Part1の主人公、Part2の主人公とどちらも
裏切ったまま、
恨んだまま、
にしてはおけないくらいに
"いいヤツ "
なんでしょうね😃
…………………………………………………………………………………………
↑は何年か前にカップリングのこの曲が聴きたいが為にAmazonでポチったシングルです。
レンタル落ちらしく、それらしきシールやなんかがぺたぺた貼られてます。
南野陽子さんのアルバム曲、
カップリング曲で特筆すべきは
"憎しみ/憎む "
"裏切る"
"奪う"
と言ったような
おおよそアイドル歌謡には
使われづらいネガティブな言葉が
わりと普通に出てきます。
この曲も
人間誰しもの心の奥底に潜む
感情を実際に実行してしまったという
小倉めぐみさんの
かなりキツイ内容の歌詞なんですけど
柿原朱美さんの爽やかな曲調と
南野陽子さんから
滲み出ている優しい感じの声や歌い方が
緩和してくれてます…
最初に
"Virginal(ヴァージナル)"
のアルバムで"ガールフレンド Part1"
を聴いた時に
"南野陽子さんのアルバム曲って
こんなのもあるんだ❗️"
と嬉しいビックリ仰天だったのと同時に
"ここまでのことをされたのに
なんでこの主人公は憎みきれないんだ⁉️
相手の人ってどんな人なんだ⁉️"
と強く思ったもんでしたが、
数年後にその相手側を主人公にした曲が
発表されて、
恋を奪った方と奪われた方の
両方の言い分を聴けて
モヤモヤが解消された気分に
なりました。
この曲は
シングルのカップリング曲で
アルバムには収録されてはおりませんから
シングルを買った人以外は
じっくり聴くことは出来ませんが
今はYouTubeとかで聴くことが
出来ますから
ホントに便利な時代になりましたね😃
最後まで読んで頂きありがとうございました‼️
またいずれこの場所でお待ち申し上げております🎵