1984年2月発売の5thシングル
1983年11月発売の5thアルバム"HANDS UP"の10曲目。作詞:森山達也
作曲:森山達也
編曲:THE MODS
https://youtu.be/pZ7K-t-4Kmg
小学生の時にやってた
"中卒東大一直線、もう高校はいらない"
という坂上忍さんのドラマの主題歌でした。
正直、ドラマはよく覚えてないのですが、
この曲のカッコ良さにシビれてしまい、
これを聴く為に毎週見てました。
森山達也さんの声が
何と言っても最高でして
バラッドという言葉に触れたのも
この曲が初めてだったと
思います。
♪俺はポツンと部屋にいる
苛立ちが鼻歌をさそう
みんな何処かへ消えちまえばい い
それとも この俺が 行けば いい のか
♪知らぬ間に 手を汚したぜ
お前の嫌いな 仕事をしてる
この街を長く離れる事もある
それがお前には 耐えきれないの か
♪お願いだ Baby
そばにいて笑って
その顔を見たくて俺は
ボロボロになる
♪この街を長く離れる事もある
それがお前には 耐えきれないの か
♪時は物を壊して行く
お前と俺の顔も 壊す
時間はまるで ダイヤモンドの光 さ
淋しさの中じゃ 俺も弱くなる
♪お願いだ Baby
そばにいて笑って
その顔を見たくて俺は
ボロボロになる
森山さん自身の経験を歌ったもの
なんでしょうか
この主人公は、ライブツアーとかで
全国を飛び回ってるような
ミュージシャンのようですね
せっかく惚れ合って恋仲になったのに
一緒にいられる時間があまりにも
少なすぎるのは耐えられないと
彼女は訴えます
淋しさを抱えたまんまの
生活が長く続くと
心も身体も疲弊してしまいます。
昔はあんなに眩いばかりの
愛情の光を放っていたのに
疲弊しきった心と身体からは
いつしか その光も弱くなってしまいます。
しかしそれでも彼女を
失いたくない主人公は
彼女を想って作ったバラッドを
贈ります。
こんな俺だけど
これからも淋しい思いをさせちまう
と思うけど
どうか これからも
そばにいて笑ってくれよと…
ステージから主人公は
彼女へ向けて静かに歌い上げます
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僕は特にツアーに出たり
長期間家を空けたりする仕事
じゃありませんから
毎日仕事が終われば家に帰りますし、
カミさんとも毎日顔を会わせますから
この曲の主人公の気持ちを
100%理解する事は出来ませんが
夢と現実の狭間というか
ロックミュージシャンとしての
夢を叶えた森山さんの思う
悲哀と決意みたいなものが
垣間見える1曲だなぁと
思います!
閑話休題