まいど~
生きもの大好き絵本講師の
くがやよいです。
日付が変わるギリギリセーフで
【7Day Book Cover Challenge】
4日目!
『辺境のオオカミ』
ローズマリ・サトクリフ/作
猪熊葉子/訳
岩波少年文庫
サトクリフの「ローマン ブリテン4部作」の最終巻。順番に↓
※『ともしびをかかげて』は上下巻になってます
アクイラ家に伝わる「イルカの指輪」が
代々 物語を繋いでゆきます。
第一作目の『第九軍団のワシ』が
もーーすっごく面白くて面白くて
どっぷりハマって
実写化された映画も見たくなって
DVD借りて見てました。
(音がすごかった.....今でも覚えてる)
(主人公マーカスとエスカ。その愛馬)
それから次々と読んで
サトクリフと猪熊葉子さんのファンになり
文庫版↑のカバー写真を写された
池田正孝(まさよし)さんの講演を聞きに
吹田の図書館に行きました。
(池田さんはサトクリフ作品のファンで
物語の舞台になった地を実際に巡られ、
写真を写されていたそう。
それが文庫版の表紙に採用されるなんて
すごく嬉しかっただろうな。)
実は4日目
『ゲド戦記』シリーズとどっちにするか
すごーく迷いました。(これです↓)
アーシュラ・K・ル・グウィン/作 清水真砂子/訳
岩波少年文庫
(ジブリの映画版をご覧になった方…
あれがこのお話だと思わないでくだせぇぇぇ)
ゲド戦記も、サトクリフの物語も
一旦物語の世界に入ってしまうと
そこから出てくるのが大変で
しばらくボーッとしてしまう。
ファンタジーのすごいところは
その世界に自分を置くことができる。
主人公の目線で(あるいは客観的に)
その世界を「体験」できる。
剣を交える音や 馬が駆ける音、
風や土の湿った匂いまで感じることができる。
龍(カレシン)がはばたく翼の音まで
聞こえてくる。(これはゲド戦記)
本の見開きにリアルな地図があるような、
力強いファンタジーが持つ力と
訳者の文章がその世界に引き込む。
それは人間の想像力のなせる業。
ファンタジーって、すごいな。
そんな体験をまた したくなってきた。。。
(連休中に読書おすすめ!)
ブックカバーチャレンジでは
「本の内容は書かない」とあったので、
作品についてのレビューはこちらに。↓
よかったら読んでみてください。
(私の牧歌的な写真アリ)
【7Day ブックカバーチャレンジ中!】
③→『兎の眼』
④
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