まいど~カエルちょうちょうお座

生きもの大好きドキドキ絵本講師の

くがやよいです。

 

 


 

オシロイバナって知ってますか?

 

 

子どもの頃、夏の夕方に

この花でよく遊んだものです。

 

 

夕方に咲く花なので、昼間はつぼんでいます。

 

 

 

小学校の中庭にモッサモサに生えてます。

 

 

オシロイバナの黒い種。

 

 

長細いの、丸いの、いろんな形。

 

 

それを採って、石で叩いて割ると、

 

 

中から白い粉が出てきます。

 

 

オシロイバナの粉を手の甲に塗ってお化粧ごっこ^^

 

 

「美白やんキラキラと女の子たち。

 

 

ははっ、今どきやなぁーねー

 

 

「目と口に入らんようにね~」

 

 

 

 

 

子どもたち、草むらから何やら見つけてきた・・・

 

落ちてた ひまわりの花!

ホジホジしてみよ~っと。

 

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ホジホジホジ・・・・

 

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とれた種。

 

プクプクの手のひらが かわいい^^

 


 

花壇の横には季節外れの朝顔が

きれいに咲いていました。

   

  

 

 

オシロイバナや朝顔を見ると、

私は この絵本を思います。

 

 

『あちゃらさんとこちゃらさん』

すとうあさえ/作

前田まゆみ/絵

岩崎書店

 

 

 

 

【内容は・・・】

 

ひあたりおかに

お家が二軒並んで建っていました。

 

一軒はあちゃらさんのあさがお屋敷。

もう一軒はこちゃらさんのおしろいばな屋敷。

 

 

あさがおが大好きな あちゃらさんと、

おしろいばなが大好きな こちゃらさん。

 

遊びに来た子どもたちに

あちゃらさんは、あさがお

こちゃらさんは、おしろいばな

いろんな遊びを教えてくれるのですが

どちらも「うちの花が一番」だと譲りません。

 

そんなふたりのところに

ある日、子どもたちが

幼稚園の夏祭りの誘いに来ます。

 

幼稚園に行ったふたりは園の花壇を見て驚きます。

なんと

あさがおおしろいばなの真ん中には・・・

 

 

 

 

 

・・・この絵本は物語絵本であるとともに

自然科学絵本なんじゃないかなぁ。

 

 

それぞれの花の特徴や遊び方、

咲く時間帯まで書かれています。

そして、ふたりが自慢するだけあって、

どちらの花も とてもきれいなのです。

 

 


前田まゆみさんの

あたたかみのある絵もとってもすてきです。

 

前田まゆみさんと言えば、

大好きなこの絵本の作者さん。

(詳しくはこちらの記事↓に)

 

 


 


 

 

 

 

世知辛く、いがみ合うような世の中の衝突が

この絵本みたいに

優しく融和していったらいいのにな。。。

 

 

 

大切に思うことは人それぞれ違っていても

罵倒せず、蔑まず、攻撃せず、

相手を受け入れ、歩み寄る

大人たちの姿を見せることも大事なことかもしれません。

 

 

 

 

 

 

私はこの絵本の見返しの

やわらかな薄緑色が とてもとても好きです。

 

 

 

 

 

 

 

(絵本の見返し

※表紙開いてすぐのページ、の色にも

ちゃーんと意味があるんですョ)