まいど～
絵本講師の くが やよいです
春休み中は、庭の手入れや
カオスと化したクローゼットの中を
片付け＆絶賛 断シャリ中！
（只今３日目に突入～～）
先週、娘の高校の入学前説明会がありました。
入学費、体操服、教科書、
子どもたちの通学定期（３人分）、
長男 就活用スーツと就活用写真撮影、
次男 入学式用スーツ一式
娘 制服一式・・・
バッサバッサと力強い羽ばたきで
猛禽類並みに
お金が飛んでいきます
（；∀；）
実は書きたいこと、いろいろあって、
①小学校の卒業式のときのこと
②子どもたちに貸していた本のこと
③桜の季節の絵本のこと
④新聞記事のことイロイロ
どこまで書けるかな～～＾＾；
さて、前回の記事の続きです。
絵本講座でお話したことを 少しだけ。
講座の一番最初に短い素話をしました。
それは、絵のない おはなしです。
自分の頭の中で 思い思いに描く物語です。
見えないものを見ようとする力
聞こえない声を聴こうとする力
それを想像力と呼ぶのだと思います。
見えないものを入れる場所、
心の中に 誰にも邪魔されない
〝自分だけの小部屋〟を作るためには
ファンタジー（物語）が必要です。
ファンタジーは
子どもに
絶対に必要なものです。
かわいい娘さんを育てていらっしゃる
竃（おくどさん）の神さまの話を読みました。
そのときに、
「ああ、この人は
心の中に小部屋を持ってる人だ！」
と思いました。
そして、その小部屋を作ってくれたのは
「おくどさんには神さまがいるんだよ」
と教えてくれたおばあちゃんなのかもしれません。
おばあちゃんも、きっと、
見えないものを 見ようとする人、
見えないものを
信じることのできる人だったんだろうなぁ、、、
と思いました。
人間は、目に見えるもの、
数字 や 点数、
成績 や 偏差値、
評価 や 金額なんかに振り回されがちだけど、
人間にとって
本当に大切なものは
目には見えないもの だと思っています。
（サン・テグジュペリの
『星の王子さま』の中に出てくる言葉も、
絵本講師・養成講座の松居直先生も、
そう力強く話されていました。
そういうものが見えるように子どもを育ててください、って。）
神様も、鬼も、山姥も、閻魔さまも
精霊も、小人も、魔女も、妖精も、
龍も、河童も、妖怪も、目には見えない。
でも、子どもの頃は確かに心の中に住んでいた。
大人になって
そんな「目には見えないものたち」が
いつの間にか心の小部屋から出て行ってしまっても、
今度は、その場所に
同じように 目には見えない大切なものたちを
入れることができる。
命、愛、希望、友情、心、
勇気、優しさ、悲しみ・・・・
ぜんぶ 目には見えないものばかり。
目の前にあることだけが
目に見えるものだけが すべてじゃない。
この記事を書いてたら、なぜかこの絵本が浮かんできた。。。
『アニーとおばあちゃん』
ミスカ・マイルズ／作
ピーター・パーノール／絵
北面ジョーンズ和子／訳
あすなろ書房
晩ごはんのとき、ご飯粒をこぼしてた次男に
「そんな食べ方してたら、ばちがあたるぞ」
と言っていたオット。
・・・それもきっと、目には見えない何ものかがくだす、何か。
ばちがあたる・・・（かもしれないって思うだけでも）
これ、けっこう怖い。。。
オットも、誰かにそう言われて育ったのかな～＾＾
実は、素話は
初めての場所（カフェ）に慣れなくて緊張してる
おチビさんがリラックスできるかなー
っというシタゴコロもあったんですが
昔話や素話、
生の声での語り、おはなしや読み聞かせは
そりゃあいいものです
（私は聴くのも大好き！）
絵本を読むのが苦手な人は
即興の作り話でもいいです。
子どもは、大好きな人の声が
世界で一番 だいすき！
どうか世界にひとつだけのあなたの声で、
いろーんな嘘話や作り話を
してあげてほしいと思います
ちなみに私は ネタ切れのときは、よく
『その日あったことのおはなし』という話を
子どもたちには話したものです。。。
（・・・それってファンタジーと違う、実話やん）
本日夕方。友人たちがするおはなし会のチラシです。
当日のご参加もＯＫです。よかったらお運びくださいね～＾＾