まいど~^^

絵本講師の くが やよいですニコ

 

 

元旦が過ぎ、七草粥もすぎ、

そろそろ西宮戎のえべっさん。

 

 

一月十日を中心に、今日から

九日、十日、十一日と

西宮神社の十日戎(とおかえびす)が始まります。

 

 

 

そんな季節ごとの行事や身近な遊びが 

「わらべうた」として歌い継がれていることを

ご存知ですか??

 

 

 

これ、ぜーんぶ わらべうた。

実は、『わらべ歌 うたかるた』という

かるたになっています。

 

 

上の写真は絵札で、これが読み札です。

 

 

全部で30組あります。

これから季節ごとに 少しずつ 

こちらでご紹介していこうと思います。

 

 

 

実は、この『わらべ歌 うたかるた』、

友人がプレゼントしてくれたもの。

私の大切な宝ものですニコ

 

 

 

ある日、包みが届いて、あけた瞬間、

この絵(版画)のあたたかさと

選んでくれた友人の気持ちが

ふわぁ~っと溢れてくるようでした。

 

 

なんと、作者のサインとイラスト入り!恋の矢

 

 

 

絵札を一枚一枚、手に取って見ると

なんと素朴であたたかい版画かと。。。
 

 

知ってるわらべうた、

知らないわらべうた、

このかるたを作られた

作り手さんの思いまで溢れてきて

とてつもなく素敵なプレゼントをいただいたなぁ、、、と

かるたを抱きしめたくなるような気持ちになりました。

 

 

 

ずっとずーーっと昔から

親から子へ

おじいちゃんおばあちゃんから孫へ

子どもから子どもへ

人から人へと

歌い継がれてきたわらべうた。

 

 

わらべうたは、時代とともに変化しながら

子どもの中に生きています。

 

 

今も小学校で、6年生たちも

「おしくらまんじゅう」、「なべなべそこぬけ」

で遊んでいますねー

 

 

 

 

こもりうたのように

やさしくて懐かしい、心地よい響き。

 

 

知らなくても、この読み札(歌詞カード)を見ると

音符までついているので歌えてしまいます。

 

 

 

 

中には、

むらさき音符おまえが くると じゃまになるー

この かんかんぼうずーキラキラ

くそぼうずーブルー音符

とか、

トンデモナイ歌詞のわらべうたもあるけど、

 

それも面白く歌い継がれてきたのかと思うと

昔々から子どもたちが

大喜びで歌っていた様子が思い浮かんで

にやりとしてしまいます。

 

 

『わらべ歌 うたかるた』

村田 美菜子/版画

中井英美

 

 

『わらべ歌 うたかるた』は、

歌いながら絵札を とりっこしたり

絵を見ながら歌ったり、お話したり

自由に遊び方を考えて楽しむことができます。

 

 

わらべうたは、こう歌わなければならない、

っていう決まりごとは特にないように思います。

 

 

耳で聴いて、いつの間にか覚えて

歌い継がれたきたものだからか

音程やリズムも地域によって微妙に違うし、

 

歌っていると、いつのまにか体にしみこんで

そして、ふとしたときに口からこぼれる感じ。

 

 

子どもといっしょに帰る道々、

夕焼けを見ながら、

つないだお手て フリフリしながら歌うような。

(という友人のつぶやきを今でも思い出します^^)

 

 

 

このかるたを贈ってくれた友人とは

普段なかなか会うことはないけれど

 

きっと、彼女も日々の仕事や子育てを

頑張ってるんやろなぁ。。。

 

 

と折にふれて思いを馳せています。


 

 

 


ハート

 

 

 

 

 

わらべうたがいっぱい載っている本たち。

『いっしょにあそぼうわらべうた』 コダーイ芸術教育研究所/著 (明治図書)