まいど~^^
絵本講師の くが やよいです
15日はトリプルヘッダー。
4年と6年生のおはなし会の余韻が去らないまま
放課後、H小学校の育成センターへ。
1、2、3年生40人と絵本を楽しみました。
もうねー、このセンターの子どもたち、
めっちゃ元気
読み聞かせボランティアを見て、
「今日はオバハン、
子連れで来よったでー」
(↑私の絵本講座の鉄板ネタ(笑)
って叫んで回った子がいたところです。
元気な分、ボケとツッコミもすごい。
関西の小学校では
「読み・書き・算数・ボケ・ツッコミ」
が必須です。(尼崎と西宮だけ??)
小学校で先生がボケて、
「ここ、突っ込むとこやで!」って教えてくれます。
(マジです)
ここでも素話をしようとしたら、
『ブラックさんとブラウンさん』をつかまえて、
「えーっ、ブラックサンダーっ」
「あはははっ、ブラックサンダーやて!」
「・・・おいしいよなぁーあれ。
って、それ駄菓子やん
これはブラックさん」
そして、
「えーっ、ブラウンさんー
ホワイトさん、ちゃうんかー」
「ブラックサンダーとホワイトポッキーさん、
て、お菓子ちゃうーゆーねん
これはブラウンさんです」
ストーリーテリングが、子どもと私で
ノリツッコミの漫才に。。。
(東京子ども図書館の人が見たらひっくり返るやろうなー)
なんか知らんけどテンションが高すぎて
話されへんぐらいの嬉しがりようなので、
「ブラックサンダーは、とりあえず
置いといて。」
と、手で挟んで横に置く仕草で、
やっとこさ子どもたち、切り替え完了。
(ここまで長いー)
素話と、次に読んだのはこの絵本。
『うまれたよ!カナヘビ』
関慎太郎/写真、 小杉みのり/構成・文
岩崎書店
「どんだけカナヘビ好きやねん!!!」
と自分で突っ込んでおきます
この絵本は、低学年も高学年も楽しめます
写真絵本は、リアルなので
子どもたちの入りようがすごいです。
カナヘビの表情や、細かい鱗まで分かります。
「かなへびって、トカゲと違うん?」
「かなへびって、ちょうちょ食べるん?」
「うわーー、赤ちゃんやー」
「赤ちゃん、かわいー」
「あんたらもこんなんやったんやでー」
「えーーーーっ!」
本当に、生まれたての姿は
ヒトの赤ちゃんと一緒やなー
って思います。
読み終わろうとすると、2年生の子が
「もっと見せて!」
「え?ここ?」 と裏表紙を見せると、
「そこちゃう、さっきのところ、そこ!」
と言ったのが、このページ。
よみきかせいきものえほんシリーズ
全20巻の、
1から20まで生きものの名前が書かれた
裏見返し!
「いっぱいあるやんー!」
「カマキリも読みたい!」
「ザリガニも!」
「学校の図書室にあるかなー。
もしなかったら、図書館で探してみてな」
うまれたよ!シリーズ、
何冊か読んだけど すご~くいいので
お家だけじゃなく、ぜひ図書室や図書館にも
置いてほしい絵本です。
それから相方さんが『あなのほん』と
低~い声で紙芝居の『はかばへいくむすめ』
を読んでいると、
あんなに騒がしかった 子どもたちが
しーーーん・・・
と聴き入ってるのが
おもしろくて、おもしろくて。
クラスがだんだんと
担任の先生のカラーになっていくように
育成センターも
そこの先生のカラーが出るのかな。
育成センターの先生も『あなのほん』のときに
力いっぱい、「はい、はーい」
って元気に手を上げて
答えようとしてたものなぁ。
子どもから大人まで
あてっこする参加型の絵本
(騒がしすぎて収拾がつかなくなる恐れもありますが)
『あなのほん』も おすすめでーす
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