まいど~ ゼロ戦 ) ) 

絵本講師の くが やよいですニコ

 

 

ずっと見たかった映画「ダンケルク」を

レイトショーで観ました。

 (レイトショー、安いんです)

 

 

 

あらすじは、、、

 

 

 

第二次世界大戦中

英仏連合軍の若者たちが

フランスのダンケルク海岸に追い詰められます。

 

その数、40万人。

 

 

 

〝WE SURROUND YOU〟(包囲した)

のWEというのは

ヒトラー率いるナチスドイツ軍。

 

 

陸・海・空からドイツ軍が迫り

脱出は絶望的と思われます。

 

 

その危機的な状況の中、

ある方法によって救出作戦が決行されるのです。

 

 

 

 

 

スクリーンで見る戦争映画は

迫力がありすぎて苦手だけど、

フルデジタル全盛の この時代に

70ミリフィルムで撮影された

監督とカメラマン渾身の映像。

 

 

CGは使わず、

翼の上にIMAXカメラを搭載して撮影した

イギリス軍の戦闘機スピットファイヤと

ドイツ軍の戦闘機メッサーシュミットの空中戦、

圧巻です!(リアルすぎて恐ろしいんです)

 

 

海上で船を操るイギリス紳士が

背後から飛んできた戦闘機を 音だけで

自国ロールス・ロイス社のエンジンを積んでる

「スピットファイヤ」だと分かるところ・・・

 

好きでした。

 

(自分たちの国に誇りを持ってるんやなぁって。

でも裏を返せば、この「自国を愛する」というのが

戦争につながるのかも。。。)

 

 

 

そして、そして、

音楽が素晴らしい!!!!

(・・・もう、身体が震えてきます)

 

 

二十歳を過ぎたばかりの若者たちの

戦争体験。

(これがまた男前ばっかり・・・・俳優さんやって!)

それは、ただただ恐ろしくて、

功名心や英雄譚などとは程遠い。。。。

 

 

薄皮一枚隔てるくらい

生と死が背中合わせにある極限の状況を

とにかく、必死で かいくぐっていく・・・

 

生き残り、故国(HOME)に帰るために。

 

 

戦争映画を見るたびに

人としてのモラルを重んじ、

誠実に生きようとする人、

優しい人であればあるほど

戦争の中で 

深く傷つき、苦しみ、痛みを感じる

(だから狂ってしまう)ものなんだと感じます。

 

(映画「少年H」のお父さんもそうでした。。。)

 

 

 

国同士が始めた戦争に駆り出され

戦場に送られた若者たち。

心を麻痺させないと

相手を殺戮することなんて

できない。。。。

 

 

 

 

 

【映画ダンケルク 予告編】

 

 

 

【林先生のよくわかるダンケルク講義(ネタバレあり)】

・・・林先生、なんか好き(笑)

 

 

 

 

そして、映画「ダンケルク」を観たあと、

一冊の絵本『そらいろ男爵』が

なんとなく私の中で映画とリンクしました。

 

 

 

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『そらいろ男爵』  LE  BARON  BLEU
ジル・ボム/文、 ティエリー・デデュー/絵、中島さおり/訳
主婦の友社

 

 

(※一年前、『そらいろ男爵』と出会ったのは

ここでした。)

 

 

絵本を出してきて みてみると

絵本の中に

確かにダンケルクの文字があったのです。

 

 

(つづく)

 

 

 

そらいろ男爵 そらいろ男爵
 
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