まいどニコ

絵本講師の くが やよいです。

 

 

気になってるけど なかなか行けない…

でも行きたい!!おーっ!

 

 

思い立ったが  吉日だるまさんがダッシュ

阪神電車に飛び乗って、

ぴゃーっと行ってきました。

 

 

 

神戸の元町駅西口から徒歩2分。

ギャラリー・ヴィーで開催中の

絵本の原画展。

 

 

 

今日初めて読むのに

いい絵本に出会える予感がしていました。

 

 

そして、その予感は当たっていましたウインク

 

 

 

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『はしをわたってしらないまちへ』
高科正信/文
中川洋典/絵
福音館書店

 

 

 

 

輝く海と 空と 風と

大きな橋。

 

そしてぼく。

 

眩い光線にくっきりしたぼくの影。

 

タイトルの書体もいいなぁ~!

 

 

(私、正面よりも、気持ちを物語っている

後姿のほうが 断然好きですドキドキ

 

 

 

お父さんと一緒に大きな大きな橋を渡り

ぼくのまちから しらないまちへ。

 

でも、大好きな人と一緒なら、大丈夫!

 

そしてまた

橋を渡って ぼくのまちへ。

 

 

 

 

 
いっしょに絵本を読んだ娘(14歳)、

 

 

(主人公の)お箸が小っちゃくてかわいいな~。」

 

 

はし、って・・・・ 

そっちのはし!!?

 

 

橋の雄大さとは、真逆やな!(笑)

 

 

そして、

 

「毎日 仕事で(帰宅が)遅いのに

ランチョンマット、お父さんの分も

ちゃーんと敷いてあるなぁ。」

 

 

 

そして二人の意見が一致したのは

 

「この子、お母さん似やな!!」

ゲラゲラ

 

 

途中、メガネをはずしたお父さんを見て

「う~ん、、、おとうさんにもちょっと似てる、かな?」

 

 

 

登場人物の表情も楽しくて

描き込まれたひとりひとりを

 じっくり見てしまいますほっこり

(作者さんと画家さん、編集者さんもどこかにいるそうです…

って、どこやねん~!会ったことないから分からーん)

 

 

見開きいっぱいにひろがる橋の鳥瞰図は

無機質な建造物の(はずの)橋が

なんだか喜んでいるみたいほっこり

 

 

なんてきれいな 空と海キラキラ

光がいっぱい溢れていて、

海からの潮風が

橋を渡り、汗をかいた人たちの髪を

なびかせていきます。

 

 

お父さんと歩いて渡った大きな橋。

空っぽになったお弁当箱は

楽しかった一日の余韻やね~ねー

 

 

晴れ渡った空と海は

やがて夕暮れの空と海へ。

そして

夕闇に浮かび上がる大橋のシルエット。

 

 
 

私たちは毎年、その大橋をフェリーでくぐり

オットの実家、門司港へ帰省します。

今年は、去年とは違った気持ちで

その大橋を見上げるかも。

 

 

 

 

明日9月9日(土)は16時から

ギャラリー・ヴィーで 高科さんと中川さんの

おはなし会とサイン会があるそうですよニコ

(制作秘話もいろいろ聞けるかも!)

 

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ギャラリー・ヴィーさんのHPはこちら★

 

 

 【よだん】

ギャラリー・ヴィーといえば何年か前、

絵本『ケーキになあれ!』の原画展があって

作者のふじもとのりこさんに

バッタリ!偶然お会いできて

その後、何度かお手紙のやり取りをしたことが。

お言葉、絵本講座でも紹介させていただきました。

 

ふじもとさん、お元気かなーニコ

 

『ケーキになあれ!』 ふじもとのりこ (BL出版)

とっても楽しい絵本ですむらさき音符