絵本講師の くが やよいです。
気になってるけど なかなか行けない…
でも行きたい!!
思い立ったが 吉日
阪神電車に飛び乗って、
ぴゃーっと行ってきました。
神戸の元町駅西口から徒歩2分。
ギャラリー・ヴィーで開催中の
絵本の原画展。
今日初めて読むのに
いい絵本に出会える予感がしていました。
そして、その予感は当たっていました
輝く海と 空と 風と
大きな橋。
そしてぼく。
眩い光線にくっきりしたぼくの影。
タイトルの書体もいいなぁ~!
(私、正面よりも、気持ちを物語っている
後姿のほうが 断然好きです)
お父さんと一緒に大きな大きな橋を渡り
ぼくのまちから しらないまちへ。
でも、大好きな人と一緒なら、大丈夫!
そしてまた
橋を渡って ぼくのまちへ。
「(主人公の)お箸が小っちゃくてかわいいな~。」
はし、って・・・・
そっちのはし!!?
橋の雄大さとは、真逆やな!(笑)
そして、
「毎日 仕事で(帰宅が)遅いのに
ランチョンマット、お父さんの分も
ちゃーんと敷いてあるなぁ。」
そして二人の意見が一致したのは
「この子、お母さん似やな!!」
途中、メガネをはずしたお父さんを見て
「う~ん、、、おとうさんにもちょっと似てる、かな?」
登場人物の表情も楽しくて
描き込まれたひとりひとりを
じっくり見てしまいます
(作者さんと画家さん、編集者さんもどこかにいるそうです…
って、どこやねん~!会ったことないから分からーん)
見開きいっぱいにひろがる橋の鳥瞰図は
無機質な建造物の(はずの)橋が
なんだか喜んでいるみたい
なんてきれいな 空と海
光がいっぱい溢れていて、
海からの潮風が
橋を渡り、汗をかいた人たちの髪を
なびかせていきます。
お父さんと歩いて渡った大きな橋。
空っぽになったお弁当箱は
楽しかった一日の余韻やね~
晴れ渡った空と海は
やがて夕暮れの空と海へ。
そして
夕闇に浮かび上がる大橋のシルエット。
私たちは毎年、その大橋をフェリーでくぐり
オットの実家、門司港へ帰省します。
今年は、去年とは違った気持ちで
その大橋を見上げるかも。
明日9月9日(土)は16時から
ギャラリー・ヴィーで 高科さんと中川さんの
おはなし会とサイン会があるそうですよ
(制作秘話もいろいろ聞けるかも!)
ギャラリー・ヴィーさんのHPはこちら★
【よだん】
ギャラリー・ヴィーといえば何年か前、
絵本『ケーキになあれ!』の原画展があって
作者のふじもとのりこさんに
バッタリ!偶然お会いできて
その後、何度かお手紙のやり取りをしたことが。
お言葉、絵本講座でも紹介させていただきました。
ふじもとさん、お元気かなー
『ケーキになあれ!』 ふじもとのりこ (BL出版)
とっても楽しい絵本です