昨日は絵本講座の後、

夕方から

保育所に絵本を読みに行きました。

 

 

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保育所に向かう道すがら、

勤務校の6年生の子どもにバッタリ遭遇ハッ

(小学校、すぐ近くやねんもん^^;)

 

 

「せんせー!こんなところでなにしてるんー!

 

今日学校休んでたやろー?」

 

 

 

・・・見つかってしもうた(^_^;)

なんか立場が逆転しとるがなあせる

 

 

 

「今日は絵本のお仕事に行ってきてん~

これからそこの保育所に

絵本読みに行くねん。」

 

 

「そうなんや!

せんせー、頑張ってなー。

 

うちの家、そこやねん。」

 

って教えてくれた人懐っこいNちゃん。

 

 

 

 

二年前の卒業式の時には

鼻ズビズビで ボロボロ泣いてたら、

いつもは きっついきっつい口調の

サバサバ系のRちゃんが、

 

 

「せんせー、泣かんとき。

 

絵本の先生になるんやろ??

 

うちもがんばるから。」

 

 

諭すように言ってくれた

真剣な表情、

忘れることができません。

 

 

 

子どもたちのくれた

そんな一言ひとことが

今も心をポッと温かくしてくれます。

 

(そのときはもう絵本講師になってたけど^^;)

 

 

 

心の師と仰ぐ仲島正教先生の本にも

こんなエピソードが載っていました。

 

『教師力を磨く』 仲島正教/著 大修館書店

 


 

休み時間に子どもたちと遊んで

息ハァハァしたまま教室に入った先生。

 

「ちょっと待って、先生しんどいねん。

もうちょっと待ってくれるか?」

 

と言うと、子どもたちは嬉しそうに

 

「先生、待ってあげるよ。

ゆっくり息、整えたらいいよ。

その間、本読んどくから」

 

・ ・ ・ ・ ・ 

 

 

その時の子どもたちの、

優しい柔らかな目。

 

私たち大人は、そんな風に

子どもたちのことを

待ってあげているかな・・・

 

 

 

こんなエピソードもありました。

 

授業中に電話が入り、

保育所に預けたお子さんが熱を出して

迎えに行かなければならなくなった仲島先生。

 

すると子どもたちの中から

 

「先生、迎えに行ったりよ。かわいそうやん。」

 

後ろ髪をひかれながら

教室を後にする先生の後ろから、

 

「先生、だいじょうぶ。あとはまかせて」

 

 

涙が出るぐらいうれしくて、ありがたいひと言に、

「この子たちのために頑張ろう!」

と 仲島先生は誓うのです。

 

 

 

 

 

子どもたちは

驚くほど大人をよく見ているし、

相手の気持ちになって考えることもできる。

 

 

特に、自分たちも子どもだから

熱が出てしんどいとき、

早く迎えに来てほしいとか、

子どもの気持ちが分かるんやろな。

 

 

私たち大人は

そんな風に相手のことを見てるかな。

 

 

ついつい、大人の目線で

子どもを見下してへんかな。

 

 

 

 

子どもたちのくれる言葉が心に灯をともしてくれる。。。

 

 

 

当の子どもは、そんな風に言ったことを

覚えてないかもしれんけど。

 

 

 

 

 

仲島先生のくださったサイン。(宝物です(^-^)v)