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 クライマックスシリーズに臨んだベイスターズ、讀賣との初戦に勝利し、第2戦を迎えた。

 

 この試合、引き分け以上で、ベイスターズが勝ち抜けとなる。

 

 なお、おれ自身は、抽選がすべて外れたため、現地観戦は叶わず、応援は幸運なベイスターズの仲間たちに託すことになっておる。

 

 

 初回、アンドレ・ジャクソン選手が、いきなり先頭打者本塁打を許すと、さらに讀賣打線の猛攻を受け、石上選手のエラーから先発投手である戸郷選手にもタイムリーを打たれ、一挙5点を失った。

 

 

 信頼するアンドレ・ジャクソン選手がまさかの乱調、しかしまだ1回だ。

 

 何とかなるだろうとは思っていたが…

 

 

 その裏佐野選手の2ランが飛び出した。

 

 この2点でも十分反撃態勢だ。

 

 

 しかし、走者2人を置いて、7番石上選手に打順が回った。

 

 ここで打ってくれるのが石上選手、さっきのエラーを取り返せ!

 

 いや、それでも本当に打つとは思わなかった。

 

 3ランで5対5の同点。

 

 

 この先、どうなることかと思うも、ベイスターズは2回から石田裕太郎選手がマウンドに上がり、讀賣打線を抑え込んだ。

 

 一方の戸郷選手も立ち直り、試合は落ち着いてきた。

 

 

 讀賣には、大勢選手、ライデル・マルティネス選手という、難攻不落の救援投手がいる。

 

 ベイスターズは、結局得点こそ奪えなかったものの、7回一死で大勢選手、さらに8回一死でライデル・マルティネス選手を引っ張り出した。

 

 もちろん、讀賣としては当然の起用だが、引き分けでもいいベイスターズにとっては、延長に向けて、悪くない展開に持ってくることができた。

 

 

 延長11回表、讀賣に1点勝ち越されるが、坂本選手がその後の満塁のピンチを凌ぐ。

 

 11回裏は二死走者なしとなったが、ここで石上選手が内野安打で出塁、盗塁に成功すると、林選手のタイムリーで生還して同点とした。

 

 ベイスターズ、秋の大反撃の重要な役者である、7番8番が、その真価を発揮してくれた。

 

 代打度会選手も貴重なヒットを放ち、二死満塁として、何とかしてくれる男、蛯名選手に繋いだ。

 

 讀賣の田中投手は10回裏から投げていて、だいぶしんどそうだったが、投手はあとひとりしかおらず、ずっと投げ抜くしかない。

 

 

 非情な勝負は、蝦名選手に軍配。

 

 田中選手もあっぱれだった。

 

 

 ベイスターズが、讀賣を振り切り、ファイナルステージへの進出を決めた。

 

 

 これだけ熱い試合してくれたら、堂々甲子園に行けるだろう。

 

 王者阪神の胸を借りよう、存分にたたかえベイスターズ。

 いよいよ今日からクライマックスシリーズが始まる。

 

 ベイスターズは、ファーストステージ、ファイナルステージを勝ち進めるか。

 

 日本シリーズに進出し、再び日本一になれるのか。

 

 

 楽しみは尽きない。

 

 思い切り戦ってほしい、がんばれベイスターズ。

 この後、クライマックスシリーズを控えるとはいえ、ベイスターズのレギュラーシーズンが終了した。

 

 

 ラストの対東京ヤクルトホーム2連戦、初戦の9月30日にハマスタへ向かった。

 

 

 ベイスターズの先発メンバー

 

 1〔右〕蝦名

 2〔中〕桑原

 3〔捕〕山本

 4〔一〕ビシエド

 5〔左〕神里

 6〔三〕加藤

 7〔二〕石上

 8〔遊〕林

 9〔投〕ケイ

 

 

 もう順位も確定してる時期なので、メンバーも一部入れ替わっている。

 

 

 今日は、ギリギリ確保できた、ライトスタンドでもバックスクリーン寄りの席。

 

 新しくできたらしい、ファミリーで楽の占めるような一角があった。

 

 うまいことに、その場所に置いてあるモニターで、中継や、ここからでは角度的に見えないスコアボードの映像を見ることができるのだった。

 

 

 試合は、1回裏蝦名選手が、東京ヤクルト山野選手から先頭打者本塁打を放ち、いきなり大盛り上がり。

 

 と、思ったら4番に入っていたビシエド選手が一塁へと向かうときに脚を痛めてしまった。

 

 そこでなんと代走フォード選手が告げられた。

 

 

 ケイ投手は2回で降板、篠木投手がマウンドへ上がった。

 

 いきなり村上選手に特大の2ランを浴びてしまったが、気を落とすこともなく、好投を続ける。

 

 篠木投手は4イニングを投げて2失点に留め、7回に藤浪投手が登板。

 

 ポストシーズンで中継ぎの役割を期待されている藤浪投手だったが、今日は制球が乱れて2点を失ってしまった。

 

 

 8回表は堀岡投手が登板し、1対5で迎えたその裏、代打で登場した筒香選手が2ランを放って1点差とする。

 

 

 ここで登場したのが、本日引退セレモニーを予定している森唯斗投手。

 

 気合の入った投球で、東京ヤクルト打線を零封した。

 

 

 9回裏に蝦名選手のタイムリーで1点差とするもそこまで。

 

 

 森唯斗選手の引退セレモニー。

 

 この2年間では、一軍での登板機会こそ少なかったが、チームのために仲間を鼓舞し、若手と共に汗を流してプロの生き方を示してくれた。

 

 森選手の、ベイスターズへの貢献は相当大きい。

 

 

 それだからこそ、みなに慕われて、素晴らしいセレモニーとなったのだ。

 

 

 森選手、現役生活おつかれさまでした。

 

 よくベイスターズに来てくれました。

 

 ありがとうございました。

 

 これからの活躍も期待しています。

 

 

 

 

 明治安田生命J1リーグ第32節、マリノスは味の素スタジアムでFC東京との対戦を迎える。

 

 

 マリノスは現在17位、同一勝ち点の18位横浜FCは、今節19位の湘南と対戦するため、この試合はなんとか勝ち点3を獲得しておかねばならない。

 

 

 まだ暑いが吹いてくる風が心地よい味の素スタジアム、キックオフは18時だ。

 

 スタンドには、ヴェルディ戦の時と同様、けっこうな数の男女の売り子ちゃんがビールを売りに来てくれる。

 

 プロ野球球場では1杯900円の今、缶のスーパードライが650円ってのが、妙に安く感じる。

 

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GKパクイルギュ、

 DF加藤、ジェイソンキニョーネス、角田、鈴木

 MF喜田、ジャンクルード、植中、

 FWジョルディクルークス、谷村、ユーリアラージョ

 

 

 マリノスのキックオフは、大きく相手陳内タッチラインへと蹴り出すラグビースタイル。

 

 このプレーに象徴されるように、今日のマリノスは、DFラインから大きく蹴り上げることを徹底していた。

 

 そのままゴールラインから出てしまうこともあったが、気にすることはない。

 

 前線の選手からボールを追いかけ、相手の自由にさせない。

 

 

 なんどかチャンスをつくったマリノスは、谷村選手がネットを揺らすもVARの結果オフサイド判定で、前半0対0で終えた。

 

 負傷交代となったジャンクルード選手の状態が心配だ。

 

 

 後半、植中選手が最初のプレーで相手GKに鋭くプレッシャーをかけてきた。

 

 

 意欲を感じるプレーを全員が続けると、51分に喜田キャプテンが先制ゴールを決めた。

 

 勇気漲るマリノスにボールが渡り、どんどん前に行くことができている。

 

 

 

 ただこの後、陣形をいじったことで苦戦し、アディショナルタイムに2点を返され、

 この時間に、もう1点行きたいと思っていたら、谷村選手が決めてくれた。

 

 今度は本当にゴールだ、いやさらにもう1点いった。

 

 

 これで3対0、ジョルディクルークス選手が熱い表情で、トリコロールのスタンドを煽る。

 

 プレーも素晴らしいけれども、こういう魂を持った選手が来てくれて本当に嬉しい。

 

 

 66分に、両翼のジョルディクルークス選手、ユーリアラージョ選手を天野選手、宮市選手に交代。

 

 前節は、交代から試合の流れが変わってしまったので、心配してみていたが大丈夫だ。

 

 復帰の宮市選手も元気だ。

 

 

 ただ、この後陣形をいじったことで苦戦、アディショナルタイムに2点を返され、最後はひやひやした。

 

 しかし勝ったからいい。

 

 

 予想通り横浜FCは勝利したので、今日勝てなければ、再び降格圏に落ちるところだった。

 

 厳しい状況が続くが、今日のような割り切った試合ができれば、強力な攻撃陣が必ず得点を奪ってくれる。

 

 クローズの守備は、今日大失敗したので、しっかり修正できるだろう。

 

 

 今日は東京ドロンパの誕生祝い。

 

 マリンちゃんも駆けつけた。

 

 

 

 いよいよペナントレースも終盤、試合も残り少なくなってきた。

 

 ここで、ベイスターズは、CSで対戦することになる讀賣との連戦を迎えた。

 

 

 ベイスターズの先発メンバー

 

 1〔右〕蝦名

 2〔中〕桑原

 3〔三〕筒香

 4〔一〕オースティン

 5〔捕〕山本

 6〔左〕佐野

 7〔二〕石上

 8〔遊〕林

 9〔投〕東

 

 

 讀賣の先発は、山﨑伊織投手。

 

 ずいぶんやられたが、最近の好調ベイスターズ打線ならなんとかしてくれるだろう。

 

 

 初回から、レフトスタンド讀賣ファンの気合の入ったコールが響く。

 

 1番2番を簡単に打ち取った東選手だが、連打を浴びて先制を許す。

 

 

 その裏、ベイスターズの攻撃、ライトスタンドの気合も凄いぞ。

 

 先頭蝦名選手の初球が死球となり、いきなり無死一塁。

 

 桑原選手、筒香選手が続き、無死満塁のチャンスを迎えた。

 

 

 4番のオースティン選手が倒れ、ちょっと嫌なムードになったが、ここで山本選手が粘って四球を選び押し出しで同点、さらに佐野選手が犠牲フライで逆転した。

 

 力強いベイスターズ打線の活躍に、ライトスタンドは大いに盛り上がる。

 

 さらに2回裏、東選手がヒットで出塁、桑原選手の二塁打の後、筒香選手のタイムリーで2点を加えた。

 

 

 4対1として、山﨑投手を3回でノックアウト。

 

 しかし3点リードはまだまだ危ないという売り子ちゃんの言葉どおり、東選手が5回につかまり、岡本選手の本塁打で同点とされた。

 

 

 東選手は6回に緊急降板、指に不調があったようだ。

 

 ここで、Perfumeの曲に乗って登場してきた佐々木選手が讀賣打線の前に立ち塞がる。

 

 二死一塁二塁とはなったが、岡本選手を三振に斬ってとった。

 

 7回は宮城選手が登板、山本選手が盗塁を阻止するプレイもあり、無失点。

 

 

 その裏、無死一塁二塁で山本選手がライト前へヒット、悪送球を誘い、勝ち越し点を奪った。

 

 8回は森原選手、最終回は伊勢選手が登板、最後までハラハラする展開にはなったが、ベイスターズが力で押し切った。

 

 

 リーグ2位へ、大きな前進となった。

 

 

 この勢いでCSも戦っていきたいが、油断は禁物。

 

 讀賣は2位がなくなったら、CSに賭けてくる可能性があるからな。

 

 

 ビールは気持ちよく6杯。

 クライマックスシリーズ進出を決めたベイスターズの次の目標は、リーグ2位だ。

 

 

 今日は、横浜スタジアムで広島東洋との対戦、おれ自身は今季初となるウイング席での観戦となる。

 

 ウイング席は、グラウンドのみならず観客席も含め、スタジアム全体を見下ろせるのがいい。

 

 若干蚊帳の外感もあるが、たまには来てみたい場所だ。

 

 

 昨日は日産スタジアムに現れたスターマンとキララ、キララが報告してくれた。

 

 

 ベイスターズの先発メンバー

 

 1〔右〕蝦名

 2〔中〕桑原

 3〔三〕筒香

 4〔一〕オースティン

 5〔左〕佐野

 6〔捕〕山本

 7〔遊〕石上

 8〔二〕林

 9〔投〕平良

 

 固定されてきた1、2番と7、8番が、9月の快進撃を支えてきたと言えるだろう。

 

 今日先発の平良も、そろそろ継続して活躍してほしいところだ。

 

 

 試合開始前の空、黒い雲が多少気にはなっていた。

 

 

 ベイスターズは、2回裏に広島東洋先発の常廣投手を捉え、満塁から林選手のタイムリーで先制、さらに蝦名選手のタイムリーに相手エラーもあって一挙4点を奪った。

 

 

 さらに3回裏、山本選手の犠牲フライの後、石上選手の放った大飛球がウイングスタンドの下に消えた。

 

 豪快な2ランで、ベイスターズ早くも7対0とリードした。

 

 

 不甲斐ない試合ぶりに苛立ったレフトスタンドからの”気合を入れろカープ”コールに、広島東洋も反撃、5回表に1点が入って1対7となった。

 

 その裏、 ベイスターズが二死満塁と攻め立てたところで、雨粒が落ちてきた。

 

 

 最初から大粒だったので嫌な予感がしたが、すぐさま大雨になった。

 

 3アウトとなったところで試合は中断、まるで雨脚が衰える様子がない。

 

 

 レフトスタンド応援団が、往年の選手の応援が演奏を始めて場内を楽しませてくれる。

 

 最後に、石井琢朗さんのベイスターズ時代の応援歌を演奏して、ライトスタンドにバトンタッチする形になった。

 

 

 相変わらず雨は強いものの、この直後に試合再開となる。

 

 試合は成立しているし、ベイスターズ圧倒的優位なのでお気楽なところ、ビールの売り子ちゃんも帰ってきたので、入ってくる雨を気にしながらビールを飲み続けた。

 

 

 平良選手は6回2失点で交代、森原選手宮城選手が7回8回と繋ぎ、8回裏ベイスターズ攻撃中にまた雨が強くなって2度めの中断となった。

 

 

 最初の中断の時より激しく降る雨、 試合開始時は満席だったウイング席も、ほとんどの観客がいなくなった。

 

 しかし、試合再開。

 

 やけくそ感もありつつ、大音声で応援歌を歌い、9回表の入江選手を”世界中の誰よりきっと”の大歌唱で迎えた。

 

 なんか楽しくなってきた。

 

 

 ベイスターズ7対2で勝利。

 

 2度の中断は約1時間に及び、試合終了は22時を回っていた。

 

 

 昼間の試合で讀賣が敗れていたので、ベイスターズはがっちり2位をキープした。

 

 

 雨にも負けずビールは6杯、各社満遍なくいただいた。

 

 選手スタッフ、球場スタッフ、両チームのファン、みなさん、おつかれさまでした。

 明治安田生命J1リーグ第20節、マリノスと福岡の一戦は、”I☆YOKOKOHAMA MATCH”と銘打たれ、横浜DeNAべいスターズ、横浜B-コルセアーズ、横浜GRITS、そして崎陽軒の応援を得て開催された。

 

 

 ハマの人気者3人がいきなりそろい踏みだ。

 

 

 現在17位、まさにJ2降格崖っぷちの位置にいるマリノス、今日は降格圏にいる横浜FCと新潟が直接対決を迎えており、どちらかが勝ち点3を獲得する可能性があることを考えれば絶対に負けられない試合となる。

 

 

 そんな試合に、駆けつけてくれたハマの仲間たち。

 

 みんな明らかに緩いのであまり緊張感はないが、ここは気持ちが大事だ。

 

 

 このふたりのほかに、ベイスターズのキララとB・コルセアーズのコルスも来てくれていのだが、GRITSのグルーガは遅刻した模様だ。

 

 マスコットだけでなく、今日はチアチームのdiana、B・ROSE、GRITS TOPAZ、さらにはそれぞれのファン、ブースターのみなさんも多くご来場くださっている。

 

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GKパクイルギュ、

 DF加藤、ジェイソンキニョーネス、角田、関富、

 MF喜田、ジャンクルード、植中、

 FWジョルディクルークス、ディーンデイヴイッド、井上

 

 前節退場で出場できない鈴木選手に代り、関富選手が左サイドバックで出場、いきなり大役だが、がんばってほしい。

 

 

 少し日没が早くなり、試合前のトリコロールギャラクシーも映えてきた。

 

 19時にキックオフを迎える。

 

 

 マリノスは、慎重に試合を進める。

 

 前線からしっかりボールを追い、自陣での繋ぎは極力避けてシンプルに攻撃、全選手しっかり動けているようだ。

 

 それが功を奏し、エリア内に侵入したジョルディクルークス選手からディーンデイヴイッド選手へのパスが通り、待望の先制ゴールが入った。

 

 先制されるとなかなか逆転できない今シーズンのマリノスだが、うまく先制できればそれなりに勝てる。

 

 CKから角田選手が2点めのゴールを決めて前半終了。

 

 

 ハーフタイムにも登場する愉快な仲間たち。

 

 この絵に収まらなかったけど、グルーガの来場も確認した。

 

 

 後半は、リードされた福岡のペースで試合が進む。

 

 

 マリノスは防戦に追われたが、2点リードしているのでこれでいい。

 

 無理に攻める必要はない、相手にボールを持たせてしっかり守り、機を見てカウンターを狙えばよい。

 

 

 マリノスの策が嵌まり、2対0のまま、時計の針が進んでいく。

 

 谷村選手、ユーリアラージョ選手、天野選手と、前線に新しい選手を送り込み、終盤には喜田選手に代えて渡辺皓太選手、大奮闘の関富選手に代えて諏訪間選手を入れてクローズに入った。

 

 

 試合は2対0で終了。

 

 この時期に、貴重な勝ち点3を得て、今後の戦い方にも光明となる1戦となった。

 

 マリノスを応援してくれた横浜の仲間たちに、改めて感謝したい。

 

 

 これからも続く、厳しい試合を乗り越えて、また来シーズン、J1の舞台に仲間たちを呼ぼう。

 

 明治安田J1リーグ第29節は、神奈川ダービーとなる川崎とのホームゲームだ。

 

 

 この試合に向け、マリノスは、”横浜一丸”のスローガンのもと、必勝を期して一大キャンペーンを行った。

 

 

 一週間前から、横浜市内をアドトラックが走り回り、ファンと交流した。

 

 

 決戦に向け、気運はいやがうえにも盛り上がり、少しだけ猛暑が和らいだ日産スタジアムには、4万人を超える観客が入場した。

 

 

 マリノスの先発メンバーは、

 GKパクイルギュ、

 DF加藤蓮、ジェイソンキニョーネス、角田、鈴木

 MF喜田、渡辺皓太、植田、

 FWジョルディクルークス、ディーンデイヴイッド、井上

 

 角田選手が復帰し、中央のディフェンスは心強くなった。

 

 

 19時キックオフ。

 

 マリノスは、最終ラインからボールを繋いでいこうとする。

 

 なかなか裏へとボールが出ない中、左サイド角田選手から鈴木選手を走らせる形が見られたのだが、それを奪られる形で、先制ゴールを奪われてしまった。

 

 その後も、中央から繋ごうとしてはロストし、サイドを破られてピンチを招いた。

 

 クルークス選手が右サイドで攻守に走り、パクイルギュ選手も必死でゴールを守り、前半は0対1で折り返した。

 

 

 後半、攻撃に出るマリノス、いい時間帯でチャンスを作る。

 

 井上選手の突破から中央へボールが渡るが、植田選手がシュートを大きく外してしまった。

 

 ここは決めてほしかった、せめて枠内に飛ばしてくれ。

 

 

 さらに攻めていたマリノスだが、セットプレーからの流れでボールを奪われ、相手FWに独走を許す。

 

 パクイルギュ選手が何とか防いだが、ふたりめを鈴木選手が後ろから倒し、鈴木選手は退場、さらにPKとなる。

 

 これを決められて0対2、さらに10人対11人となってしまった。

 

 

 だが、まだ30分以上残っている。

 

 中盤を山根選手、ジャンクルード選手、右サイドを宮市選手に代えて、建て直しを図る。

 

 ジャンクルードの奮闘で中盤が活性化したところで、投入された天野選手が気合の入ったプレーでゴールを奪いに行く。

 

 

 だが、宮市選手が接触で脳震盪、ピッチから去ることになってしまった。

 

 ただ、未だ発表がないところからして、大事はなかったのかと安心はしている。

 

 

 10分のアディショナルタイム、谷村選手、急遽出場の関富選手もピッチを走り回ったが、逆に3点めを決められ、試合は終了した。

 

 

 川崎相手に、あまりに悔しい敗戦。

 

 ミスは仕方ないが、現在の順位、攻撃陣の状況を考えると、守備に関してはもう少し慎重にいく必要があると思う。

 

 しかし、前線の息があってくれば、ゴールは奪えるだろう、奪えるに違いない。

 横浜みなとみらいにある、横浜みなと博物館を訪れた。

 

 

 今年は、博物館の存続にも尽力された柳原良平先生の没後10年にあたり、併設の柳原良平アートミュージアムでは、没後10年を記念した特別展を開催している。

 

 

 博物館のすぐ横には、帆船日本丸が係留されていて、博物館と日本丸船内見学の共通入場券もあったのだが、今日は雲行きが怪しいので、博物館のみの入場券を購入する。

 

 

 

 この画像が撮りたいだけの理由で、前夜にトリスを買って飲んだのである。

 

 

 博物館の方は、横浜港の開港以来の歴史を振り返る展示になっている。

 

 平日の午后とあって、入場者は少ない。

 

 横浜市歌のコーナーでは、ボタンを押すと曲が聴けるのだが、みんなが知っている斉唱版の他、中村裕介さんが作曲した、ブルース版とジャズ版も用意されていて楽しい。

 

 

 VRシアターでは、日本丸と横浜港をテーマにした、それぞれ5分ほどの映像を見ることができる。

 

 スタッフさんに誘われるままに入ってみたのだが、いざスタートすると、3面プラス天井までがスクリーンとなり、臨場感ある迫力の映像が楽しめた。

 

 

 操船シミュレーターも、誰もいないのでやってみた。

 

 制限時間内に、指定のゴールゲートをくぐり抜けると合格。

 

 残り1分というところで、ゴールへの面舵が間に合わず、転舵していまいちど沖へ出ようとするが、そのまま岸壁に衝突して終了となった。

 

 

 その後は、引き続き柳原良平アートミュージアムで、先生の作品を鑑賞し、土産にポストカードを購入した。

 

 ふと外を眺めると、いまや豪雨になっていた。

 2025年9月4日、日本列島には台風が接近し、各地で強い雨が降り始めていた。

 

 ベイスターズは、広島で広島東洋とナイトゲームで対戦していたが、降雨により途中1時間ほど中断、再開後6回表でコールドゲームとなった。

 

 

 台風はさらに関東地方にも近づき、翌5日は朝から昼過ぎにかけて本降りとなる予報が出ていた。

 

 その5日は、横浜スタジアムで、ベイスターズと東京ヤクルトとの試合が18時プレイボールで予定されている。

 

 天気予報は、新情報に基づいて刻々と更新されていたが、18時からは降雨0との予報は変わらなかった。

 

 

 つまり、野球はできるはずだ。

 

 

 5日当日は、朝から予報どおりの雨、警報も発令された。

 

 広島から横浜へ向かうベイスターズ勢の乗った新幹線は静岡県内で運転見合わせとなったらしい。

 

 

 しかし、それでも予報どおり、雨は止み始めた。

 

 ベイスターズ選手は横浜スタジアムに到着、室内練習場で練習を開始した。

 

 すっかり雲も消え失せた横浜スタジアムは予定通り開門、試合は決行だ。

 

 

 プレイボール前に入場、スタンドを見渡してもほぼ普段と変わらぬ入りだった。

 

 ただし、売り子ちゃんがまだ揃っていない。

 

 

 そして、バックネット裏スタンド上段にあるサブスコアボードが消灯している。

 

 メインのスコアボードが全く見えない、外野席このあたりからは、これが頼りなのだ。

 

 訊けば、メインのスコアボードも映りがよくなかったとのことで、大雨の影響で何か支障が出たのだろうか。

 

 

 売り子ちゃんは徐々に揃ってきたが、サブスコアボードは最後まで復旧しなかった。

 

 

 というわけで、本日のベイスターズ。

 

 1〔右〕蝦名

 2〔中〕桑原

 3〔一〕佐野

 4〔三〕筒香

 5〔捕〕山本

 6(左〕度会

 7〔二〕知野

 8〔遊〕林

 9〔投〕ジャクソン

 

 

 東京ヤクルトの先発は高梨投手。

 

 

 先制はベイスターズ、2回裏相手投手の暴投を逃さず、山本選手が本塁に突入した。

 

 同点の3回裏は、一死一、三塁で桑原選手が内野ゴロを打って再びリード、すると4回表に東京ヤクルトが逆転と、中盤は点の取り合いになった。

 

 ジャクソン選手は4回で降板、佐々木選手がパフュームの曲に乗ってマウンドへ上がる。

 

 佐々木選手が2イニングを抑えると、6回裏ベイスターズの攻撃、筒香選手が同点本塁打、さらに代打オースティン選手に逆転タイムリーが飛び出した。

 

 7回裏には、佐野選手のタイムリーに相手のミスも出て3点を追加した。

 

 

 佐々木選手のあとは森原選手ウィック選手と繋いで、9回は3点差で入江選手の出番だ。

 

 

 しかし、ここまで抑えられていた村上選手がこのまま黙ってはいなかった。

 

 土壇場での3点本塁打で1点差、しかし代った伊勢選手が二者を打ち取り試合終了。

 

 

 今日のヒーローは、試合の流れを変え勝ち星がついた佐々木選手と、同点本塁打の筒香選手だった。

 

 もちろん、ベイスターズ勝利は嬉しいのだが、まず試合ができたのがよかった。

 

 9月になると、もう試合が残り少ない。

 

 

 だからって少し飲み過ぎじゃあないのか。