小網代の森を訪問 | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 京急久里浜線の終点、三崎口駅からバスに乗り継いで数分、約1.5キロで引橋交差点に到着する。

 

 ここから少し歩けば、貴重な自然が残された小網代の森だ。

 

 

 国道134号は、三浦半島の背骨ともいうべき、標高の高い中央部を走っていて、森へはぐっと下っていく道になる。

 

 

 

 急に周囲を木々に取り囲まれ、別世界に迷い込んだような趣だ。

 

 

 このあたりは湿地になっていて、整備された散歩道沿いには小川が流れる。

 

 最近はあまり見かけないシダ類の植物も群生している。

 

 

 そのうち視界が開け、青空の下を散策することになる。

 

 

 訪問は初冬だったので、あまり動いているものは見えなかったが、多くの昆虫も生息しているらしい。

 

 

 この地は、三崎口駅から油壷方面への中間地に位置していて、京急久里浜線の油壷延伸ルート上にあった。

 

 しかし、残された貴重な自然を保全しようという声が大きくなり、京急は路線延長を断念、今では森の保全を応援する立場をとっている。

 

 確かに、この森を破壊したら、住民、県民から一生恨まれそうだ。

 

 

 気持ちのよい散歩道を30分ほど歩くと、海が見えてきた。

 

 三浦半島西側、相模湾に面した小網代湾だ。

 

 

 小さいけれど、干潟になっている。

 

 ここには、アカテガニというカニがいると聞いた。