明治安田生命J1リーグ第38節、最終節で、マリノスは、ホームに川崎を迎えることになった。
既に順位は確定しているとはいえ、開幕戦では川崎に完敗を喫している。
連敗するようなことになれば、2位とはいえ、1位のチームにまるで歯が立たなかったという印象になってしまう。
全力で勝利を奪いにいってほしい。
今日は、収容50パーセントで、3万人を超える観客が入った。
旗振りも可となり、1階ゴール裏スタンドに、熱気が戻ってきた。
そもそも、なんで旗やマフラーを振り回すのが禁止だったのか、さっぱりわからない。
旗やマフラーにウィルス菌が付いてるとでも言うのか?
マリノスの先発メンバーは、
GK高丘、DF小池、チアゴ、岩田、ティーラトン、
MF喜田、渡辺、マルコスジュニオール、
FWエウベル、レオセアラ、前田。
そして、今日の主審は、引退を表明している家本さんだ。
試合は13時キックオフ。
マリノスは、川崎相手にも果敢にボールを繋ぎ、ゴールへと向かっていく。
レアンドロダミアン選手をはじめとする川崎の鋭い反撃を受けつつも、試合を支配して攻め続けた。
スコアレスに終わるが、スリリングで充実した45分があっという間に過ぎた。
ハーフタイム、気になる他会場の経過だが…うわ、広島が徳島相手に3ゴール。
負ければ確実に降格となる徳島、こりゃあ決まりか。
後半、川崎の圧力が強まる中、マリノスも攻勢を緩めない。
だが、47分67分、中央でのボールロストから、ティーラトンが攻め上がった左サイドを破られ、警戒していたレアンドロダミアン選手のゴールを許した。
だが、これで終わるマリノスではない。
警告を受けていた渡辺に代わって扇原、マルコスジュニオールに代えて仲川を投入。
前線は、右から仲川、前田、レオセアラ、エウベルの並びになった。
扇原がやや前に出て、積極的に攻撃に絡んでいく。
待望の同点ゴールは64分。
前田大然は、再びゴール数トップタイとなった。
さらに、ティーラトンに代えて松原、喜田に代えて天野、そしてエウベルに代えて水沼を投入、マリノスは勝利を奪いに行く。
声は出せないが、スタンドも騒然とした雰囲気になった。
しかし、川崎もさすが。
互いにチャンスは作るがゴールは生まれず、タイムアップとなった。
これだけの試合をやってくれれば、引き分けでも文句はない。
両チームの選手全員をリスペクトしたい。
試合後は、ケヴィンマスカット監督、そして喜田がマイクの前に立った。
力強く熱い、それでいて冷静な喜田の挨拶、マリノスはまだやれると言ってくれた。
喜田拓也は、揺るぐことがないマリノスの柱だ。
選手スタッフのみなさん、おつかれさま。
ありがとう。
2022年シーズンは、1階スタンドに復帰するかな。