先日、川崎を訪れたとき、そこの風景に見覚えがあった。
そびえ立つ照明塔、お、ここは川崎球場があったところじゃないか?
川崎球場は、1978年の横浜スタジアム開場まで、大洋ホエールズが本拠地としていた。
その後、1991年までロッテオリオンズの本拠として使わたが、老朽化により、2000年に使用終了、解体された。
跡地は、アメリカンフットボールの専用スタジアムとなった。
間違いない、ここが川崎球場のあったところだ。
おれが川崎球場を訪れたのは、横浜スタジアムができる前つまり1977年より前のこと。
ロッテの試合や、FMWのデスマッチは観戦していない。
だから記憶も相当古いわけだが、何となく覚えているのは、正面入口と、その向こう側に見えるスタンドの風景だ。
それがたぶん、このアングルになる。
今なお使用されている3基の照明塔は、川崎球場時代のものだ。
当時のフェンスなんかも残っているらしい。
ロッテ時代は、不人気と老朽化ぶりから、面白おかしく取り上げられていたが、おれが子供の頃は、神奈川県で唯一プロ野球の公式戦を開催する、堂々たる球場だったんだ。