マリノスは、ルヴァンカップのプレーオフに進出、札幌との第2戦を迎えた。
アウェイでの第1戦は1対1の引き分け、今日勝利すれば突破となるわけだ。
水曜日、早くも天皇杯のタイトルを失っているので、監督が代わったとはいえ、ここは負けられない。
今日の指揮は、松永英機が執る。
今日の観客は5千人限定、アウェイ席はなく、全周マリノスのホームとなっている。
気持ちいい日曜の夕方、酒の販売はなし。
発表されたマリノスの先発メンバーは、
GK高丘、DF松原、チアゴ、畠中、小池、
MF岩田、渡辺、
FW仲川、天野、マルコスジュニオール、エウベル。
オナイウと前田は代表招集、レオセアラは水曜日の天皇杯に延長戦までフルタイム出場しており、天野とマルコスジュニオールがFW出場となったようだ。
試合前には。ユ・サンチョルさんを追悼して黙祷。
声は出せないが、ユ・サンチョルコールを天国のサンチョルさんに贈った。
17時キックオフ。
札幌は、前線の選手から積極的にチェイシングしてくるため、マリノスは自陣からのビルドアップがなかなかうまくいかない。
プレスを受けてのボールロストもあり、早くも7分にオウンゴールで失点した。
それでも徐々に盛り返し、速い攻めでチャンスを作ったが、前半でゴールは奪えなかった。
天野とマルコスジュニオールは、多少前後関係を作りながらも、2トップのように前線で踏ん張っいた。
マーメイズのダンスが、勝利へのテンションをぐっと上げたところで後半のキックオフ。
同点に追いつきたいところだったが、後半早々に2点目を奪われた。
そこから撃って、そして決まるのかーという豪快ゴール。この失点は仕方がない。
後がないマリノスは55分、天野、仲川、渡辺に代えて、レオセアラ、水沼、扇原を入れた。
ポステコグルー監督より早いタイミングでの交代で、通常の4-3-3に戻った。
さあ反撃開始、水沼の右サイドから積極的に押し込み、6分後にはその水沼のヘディングで1点を返した。
スタンドも拍手で盛り立て、押せ押せムード、再三の惜しいチャンスがあった。
だが、なかなか相手を圧倒して攻め切ることができない。
パス回しにしても、1対1にしても、マリノスが上回っているとは言い難かった。
そして、いよいよ勝負と思われた最終盤に追加点を許した。
1対3で敗れ、またタイトルを喪失した。
個々の選手は頑張っているのだが、アタッキングフットボールが成立していないことに納得がいかない。
この時期にアンジェがいないのは厳しいが、ここをなんとか立て直していくしかないだろう。
リーグ戦は負けられないぞ。