杉田に来たぞ商店街プロレス | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 いよいよ始まった

 大日本プロレスの”商店街プロレス2016シリーズ”。


 6月12日の日曜日、開幕戦はいきなり杉田、

 京急杉田駅直結のプララ杉田、
 1階広場特設リングだ。



 そういえば、杉田商店街散歩の続きを

 全くアップしていないことを思い出した。
 

 今しばらくお待ち願いたい。
 


 さて、この日は、

 13時から第1部で2試合を開催していて、
 おれ自身は第2部の15時30分から観戦となった。



 会場の杉田ぷららに到着すると、

 吹き抜けになっている2階には観衆が鈴なりだ。
 

 なんとか一角を確保して1階のリングを見下ろせば、

 もちろん1階も満席、沼澤邪鬼によればその数1万6千人だと。





 第2部のオープニングは、趙雲子龍対フランク篤。


 もちろん、フランクを持っているのがフランク篤だ。

 

 ただし、”身体の一部”と認定されたので、

 反則ではない。 







 そうそう、選手はこのように

 2階からエスカレーターに乗って登場する。

 施設の構造をしっかり利用するのは、

 場外乱闘ではなんでも凶器に応用するという、

 いかにもプロレスらしいやりかただ。

 


 最初の試合は、観衆を巻き込んで笑わせ、楽しませつつ、

 最後は大技の掛け合いで沸かせ、勝利は趙雲が手にした。



 馴染みの場所が、プロレスの会場になっているという、
 日常感と非日常感が入り混じった、不思議な感覚を覚えた。



 第2試合は、ショッピングストリート・スーパースターが

 若手の野村卓矢をパートナーに抜擢、

 マスクマンのエディ・ザ・プララ、スギタ・オブ・デッドなる、

 たぶん杉田界隈の悪霊的チームと戦った。

 


 プララとスギタはちびっ子が大嫌いとのことで、

 事前にリングアナからちびっ子たちに向け、

 くれぐれも注意するよう、アナウンスが入った。





 この4人は、場外でも大暴れ。

 

 場外と言っても、もちろんプララの施設内なんだが、

 イスで乱打するわ、プララの壁に相手をぶつけるわ、

 乱闘は二階にまで及び、観客も逃げ惑うことになった。






 最後は、スーパースターが見事勝利したが、

 乱闘は果てしなく続いたぞ。



 この試合で見せた臆せぬファイトが評価され、

 野村君は今日のMVPを受賞した。






 いよいよ迎えたメインのタッグマッチは、

 伊東竜二、沼澤邪鬼 対 岡林裕二、橋本大地組。
 20分1本勝負。

 

 知らない人は知らないだろうが、この組み合わせ、
 横浜文化体育館でメインにしても遜色ない、豪華カードだ。





 4選手は死力を尽くして戦い、

 杉田の商店街を興奮のるつぼに叩き込む。


 肉体と肉体が、

 魂と魂がぶつかり合う音が響いた。





 結果は、なんと20分フルタイムの引き分け。
 

 プロレスの魅力、迫力、

 プロレスラーの凄みを存分にアピールした、

 素晴らしい戦いだった。


 

 これから始まる商店街プロレス、

 みんなの商店街にも、

 大日本プロレスがやってくるかも知れないぜ。



 さあ、おれはすぐそこの”グルメとよ”で、

 ラーメンでも食っていくとするかあ。