今季も最後までもつれたJ1。
最下位の徳島に勝てば間違いなく優勝のG大阪、
その得点力を考えれば、勝利は堅いと見えた。
だが、思い出されるのは2007年のシーズン。
勝てば優勝の浦和は、降格が決まっていた横浜FCに負けた。
そして、今回も徳島はホームで意地を見せた。
だが、勝てば再逆転となった浦和も名古屋に敗れ、
降ってわいたチャンスを生かせなかった。
他人事のように見ていたが、
去年の今頃はおれたちも当事者だったわけだ。
おれたちが負けたのはともかく、
まさか鹿島がホームで負けるとはなあ。
一方、降格争いのほうは、
個人的には頑張ってほしかったオリジナル10の同志、
清水が残留を決めた。
0対0で試合を終えたからよかったんだが、
1点でも失ったら降格という状況は、
命の縮むような時間だっただろう。
ご同情申し上げる。
本当に、他人事じゃないぜ。
降格争いは辛い。
同じ緊張でも、優勝争いならまだいいってもんだ。