まだまだあるぞACL | fc2 yokohama リターンズ    ★★★★★

 今日のACLは、

 アウェーでいいところなくやられたヒュンダイと対戦だ。

 


 他会場の状況はともかく、

 ホームの今日、勝てなければ、

 現実的に、望みは断たれるといっていいだろう。


 しかし、それ以前に、

 マリノスは、最近の閉塞状況を打ち破らねばならない。


 


 今日の先発メンバーは、

 GK榎本、DF小林、栗原、中澤、ドゥトラ、

 MF中町、冨澤、兵藤、俊輔、斎藤学、

 FW伊藤翔


 ワントップ伊藤翔を除けば、昨年戦ってきたメンバーだ。



 チームの状況が悪い時に頼もしいのが、ドゥトラ。

 

 負けが込んでいるが、ドゥトラは試合に出ていない。

 雰囲気が悪いかも知れないが、ドゥトラは言葉が分からない。

 

 そして、なにより幾多の修羅場をくぐり抜けてきた、

 王国の大ベテランだ。





 ヒュンダイも、ホームのときほど詰めてくるわけじゃないが、

 序盤から押され気味で、

 7分には早くも先制を許してしまった。


 嫌な感じになるが、何とか落ち着いてやってくれた。



 少しずつペースを取り戻し、互角の展開に持ち込んできた。 

 

 ポジションは守りつつも、しっかり競り合い、ボールを取りに行く、

 臆することなく、下がらずに戦う。



 後半、兵藤に代えて藤田を投入、2トップにして勝負に出た。


 満を持して登場した藤田、動きがいい。

 がむしゃらにボールを追い、前線でポイントになって奮闘した。



 そして、左サイドから学のクロスボール…いや、そのままゴールだ。 

 素晴らしい同点ゴールに、スタンドが沸く。


 この勢いで逆転だ。

 そんな雰囲気の中、藤田が出したボールを、うまく学が運び、

 GKをかわして逆転ゴールを決めた。


 なんてやつだ。


 

 マリノスは、その後もヒュンダイの攻撃を受けて立ち、反撃した。


 奮闘したドゥトラに代えて奈良輪、

 今日のヒーロー、学に代えて三門が入った。


 そして、終了のホイッスル。




 

 広州が、アウェーでメルボルンに敗れ、大混戦のリーグになった。


 現実的な可能性を残したまま、最終戦を戦えるのは大きい。


 アウェーの戦いの厳しさなのかも知れないが、

 あのメルボルン・ヴィクトリーに負けてんじゃ、広州だって大したことねえじゃん。



 今日のヒュンダイ相手の90分で、

 マリノスの選手たちは自信を取り戻しただろう。


 Jでも迷わずやってくれ。


 

 

 学のゴール量産、

 あるぞ。