カウントダウン、開幕前日に突然中断。
いやあ、いつものことながら、無責任で申し訳ない。
そんなわけで、もう開幕だ。
風は強かったが、幸い天候に恵まれた。
早速、”ウィズトリコロール”向かい、
焼酎お湯割り梅干し入りを買ってきた。
実際、スタンドはかなり寒かったんだ。
試合前には、マリノスアカデミー卒業生が記念ゲームを行っていた。
彼らは、ジュニアユースに進んで、トップチームで活躍するか、
あるいは、マリノスファミリーとして、スタンドで応援に回るか、
いずれにしても、マリノスの将来を担うこどもたちだ。
選手になったら、6年後には上がってくるわけだ。
J2三ツ沢では、
アウェー側スタンドを埋め尽くしたと豪語していた湘南だが、
さすがに、巨大な日産スタジアムは手に余ったようだ。
マリノスの先発は4-5-1、
GKは榎本哲也、
2列目に、端戸、俊輔、兵藤が入る布陣だ。
小椋がベンチに入っている。
14時キックオフ。
湘南は3-4-3と聞いていたが、
5バックにも見える。
マリノスがボールをキープして攻め、
湘南がカウンターという図式ではあったが、
マリノスは攻めあぐねている感があり、
俊輔はなんどかファールを受けていた。
そして、40分に俊輔がFKを直接決めた。
一瞬、ボールが見えなくなったと思ったら、
次の瞬間にはゴールネットが揺れていた。
見逃した…という、見解もあるな。
が、まだスタンドが喜んでいるうちに、
右サイド、早い攻めから同点とされた。
後半、端戸に代わって齋藤学が登場、
しかし、またも速攻から左を破られて逆転された。
さすがにこれはまずいじゃないか、
すると、富澤に代わって藤田が入ってきた。
お、これは2トップだな。
このオプションは、こういう場面で使うべきなんだ。
早速、藤田が躍動する。
前線のターゲットが2枚になり、
でかいし、本職のFWだから当然巧い。
去年の代用FWと比べては可哀想というもんだ。
藤田のポストから左サイドの学へ、
折り返したファーサイドには、マルキーニョスほか1名がしっかり詰めている。
これで同点。
学は、左サイド、かなり高い位置に踏ん張って、
ドリブルで湘南を揺さぶっている。
逆転ゴールを決めたのも当然の活躍だ。
最後はPKでとどめ。
僅かな時間とはいえ、小椋もピッチに上がった。
一時はどうなるかと思ったが、
最終的には4対2の圧勝に終わった。
トリコロールが日産スタジアムに乱舞する。
開幕早々、気持ちのいい光景だぜ。
交代選手が見事に活躍、
今年の樋口監督は、ひと味違うかもな。
勝ち点3、得失点差2で、
マリノスは暫定首位に立ったぜ。