今日は、三ツ沢陸上競技場で、
JFL、YSCC対V・ファーレン長崎の一戦がある。
YSCCのホーム最終戦、
そして、長崎は勝点3を獲れば、
JFL優勝そしてJ2に自動昇格となる。
いつものどかな三ツ沢陸上に、今日は多少緊張が流れる。
観客数も、最終的に千人を超えた。
それにしても、いい天気で絶好の観戦日和だ。
向こうの照明塔、つまり球技場では、
神奈川県高校大会の決勝、桐光学園対座間の一戦が行われていた。
ちなみに、そっちは1対0で桐光学園の優勝、
全国大会出場が決まった。
新装された電光表示板には、選手の名前まで表示されたが、
小さ過ぎて、メインスタンドからは、肉眼では全く見えない。
放送も、普段からそうなのかさらに調子が悪かったのか、
ほとんど聞き取れなかった。
それでも、10番佐藤由紀彦はサブに入っているのは確認できた。
13時、キックオフを迎えた。
開始早々、長崎は、速攻から裏にボールを送り、
オフサイドを取られることなく、そのままゴール、
幸先良く、先制点を挙げた。
この1点で、長崎はずいぶん楽になっただろう。
YSCCは、上位が相手でも、しっかり攻撃を組み立てようとする。
実際、いいところまで攻めるのだが、
ゴールシーンは生まれない。
一方、長崎は鋭いショートカウンターで、
チャンスを作る。
YSCCもよく攻めていたが、
後半早々、長崎が追加点、さらに3点目が入り勝負は決まった。
それでも、必要以上に焦ることなく、
自分たちの試合をしようとするYSCCには好感をもった。
一方、大勢が決したというのに、
長崎の佐野達監督は、ベンチ前でしばしばエキサイト、
最後まで勝負していた。
後半、終了間際には、いよいよ佐藤由紀彦の投入。
右の2列目に入り、ピッチを走り回った。
見づらいけど、3対0で長崎が勝利した。
勝利のホイッスルを聞き、崩れ落ちる長崎の選手たち。
V・ファーレン長崎のみなさん、
優勝、そしてJ2昇格おめでとう。
YSCCのみなさん、
横浜でJFLを見せてくれてありがとう。
来季も来ます。
今季同様、積極的な試合を頼みます。
…あ、そう思ってたら早合点、
一応、長野が優勝する可能性も残ってた。
しかし、両チームの得失点差は、
長崎が+32に対して、長野は+25。
もう決まりと言ってよいだろう。