いよいよ、
待ちに待った…と、敢えて云おう。
プロ野球開幕!
平日の昼間に、大勢の観客が集まった。
スタンドから聴こえてくる話によれば、
みんな会社を休んでるらしい。
大したもんだ。
プロ野球の開幕戦を見たのは初めてだ。
セレモニーなんかもある。
馬車道のライヴハウスでも活躍するシンガー、
米重優哉の国家独唱。
それから、大震災で亡くなったかたへの黙祷。
そして、始球式は萩本欽ちゃん、
ボールプレゼンターは林横浜市長だった。
ベイスターズの開幕投手は山本。
ドラゴンズはネルソン。
英海軍の提督みたいだな。
ベイスターズ先発メンバーは、
石川、渡辺、スレッジ、村田、ハーパー、森本、吉村、武山、山本。
パシフィックからの新加入選手がフル回転だ。
1回裏、先頭石川がヒット、渡辺がうまく送って、
4番村田にタイムリーが出た。
2回裏には、森本がヒット、吉村の二塁打で1点、
さらに山本もうまく送って、渡辺の併殺崩れでさらに1点。
いい感じの加点だ。
新戦力と、以前からの主力が、噛み合ってる。
しかし、好投の山本が、4回につかまって逆転された。
直後に地震も来たし、この後、
だんだん押され気味の展開でやな感じになってきた。
と、思いきや、6回表に登場した江尻が好投、
ここで流れが変わった。
これを決定づけたのは6回裏、
全力疾走で二塁へ、そしてフライ2発でホームに生還した
主砲村田だった。
同点にしたベイスターズは、
大沼…はぱっとしなかったけど、
佐藤ショーマ、さらに加賀が2イニングを抑える。
そして、9回裏、
今日3安打の吉村が打席へ入った。
こりゃやってくれるぞ
そんな予感がスタジアムに漂う。
すると、惜しい当りの二塁打、
そして代打金城さらに内藤。
王者ドラゴンズに、
魂と気合いのサヨナラ勝ちだ。
開幕勝利は、なんと8年ぶりだと。
試合後、スタンド裏には、
ひちょり、欽ちゃん、さらに社長が登場した。
ケチャップさんからの一言
ファンのみなさん、4対3と逆転されたとき、
”あーまたかー”という空気になるの、
やめてください。
欽ちゃんからのメッセージ
横浜のスタンドを満員にして、その観客みんなが、
東北を応援していることを伝えよう。
日本シリーズにも出よう。
そして、その収益をみんな寄付しよう。