こんにちは。

第9回全日本フルコンタクト空手大会において重量級では、多田成慶選手準優勝3位渡辺優作選手4位後藤優太選手(空手道MAC)と、ほぼ安定した顔ぶれになりました。

こういった安定した顔ぶれということで気になることがあります。

それは、渡辺優作選手(下写真)の昨年の世界大会での敗北の内容ですね。

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この大会で、ベスト8に無事はいるものの、準々決勝でアントン.ジマレフ(カザフスタン)に延長2回で敗れてしまいました。

それまでの試合は持ち前の体力を活かして突進力を活かして前に出て、相手の外国人を圧倒して勝利してきました。

しかし、その準々決勝では、それを活かすことができずに、敗北してしまいます。

その内容については以下の動画を見てもらいましょう。



https://www.youtube.com/watch?v=jhEuoyutMMQ

この大会からさかのぼること2年前に行われた世界ウェイト制大会の準決勝においてエヴェンタス.グザウスカス(リトアニア)と対戦し、ボディを効かされてあえなく敗退という展開とほぼ同じになってしまいました。

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元々、生まれつきずんぐり型体型で、力のある人だったゆえに、渡辺選手は体力に自信はあったのでしょう。

しかし、なかなか自分に旗が上がるようには持っていけない。

延長戦からは、左の下段を蹴るときには渾身になって、左腕を完全に下に降ろして降ってましたが相手は引かない 。

これは相手のジマレフ選手の打たれ強さや、突きの強さも起因しているでしょう。

その内、相手の執拗なボディ攻撃が功を奏して、徐々に効き始めてしまい、時間の経過とともに攻撃が出せない状態になってあえなく敗退。

渡辺選手は受けずに体裁きで攻撃を流す、ということも出来ていました。

ああいうことは多くスパーリングをこなすことによってしか発想できないものです。

ゆえにたくさん練習してきたな、という印象は受けます。

なのに、効かすことができずに敗退。

注目すべきは、ジマレフ選手(下写真)の突きの強さでしょう。

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あの大会において、多田選手が、高身長のエドガー.セシンスキー選手(リトアニア)に接近戦に持ち込んで、突破口を探そうも、逆に鉤突きで効かされて、あえなく敗退という憂き目をみました。

それと同じように、187センチの高身長であるアントン.ジマレフ選手の執拗な鉤突きに効かされて、大差判定負けの憂き目をみました。

高身長の選手の繰り出す鉤突きは思った以上に効くようです。

187センチ80キロアントン選手170センチ97キロ渡辺選手では、この体格ではだれもが渡辺選手が勝つだろうと思うのが通常ながら、実際はそうはいかないのがこの世界です。

軽量なのに重量級の選手よりも重い攻撃を出すことができたりするのが格闘技の世界なのです。

やはり体重などの数字だけでは計り知れないものが潜んでいるがゆえに、謙虚に訓練を続けて試合にのぞまなくてはならないのです。

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世界ウェイト制の時と同じような敗退の仕方…もしかしたら渡辺選手は、ボディあたりに古傷を負っているのかもしれないですね。

そういう部分を考慮すれば、「同じような負け方をして…」と揶揄する向きもあれば、「古傷を負っていながらよくあそこまで行った!」と賞賛する向きもあるでしょう。

人間社会はその両方を含むものなのです。

その両方を考慮したうえで、選手たちは励むのが大事ですし、稽古指導する方も、そういったことを踏まえながら指導していくべきなのです。

ボディが打たれ弱いと感じたならば、ディフェンスの技術を高める…それだけで終わることなく、打たれ強さも強化しなくてはならないでしょう。

もし、ボディ周辺に古傷があるならば、そこは加減しなくてはならないでしょう。

そして、自分の突きの威力の強化、そして足技の威力の強化を全て並行して存続していくのが大事なのです。

1つだけにバイアスを掛けるのは誤りなのです。

ここまでやってきた渡辺選手ですから、これからの更なる活躍に期待しているのです。 空手家の人で、具体的なトレーニング法食べ物サプリの摂取内容とその方法につい知りたい人にお勧めの電子書籍が以下です。

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では今回はこれにて終了します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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※参考ページ

→サプリ摂取のタイミング表

→格闘家やアスリートの1日に必須の栄養素の量

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