こんにちは、トロント生活サポーターBYSPICです。
私たちは「ある国の文化」というと、どうしても一つのイメージしか思い浮かべない傾向があるかもしれません。しかし、移民によって成り立ったカナダには、日本人にも馴染み深い東アジアの文化とともに、世界各地の多様な文化が息づいています。この記事では、一つの都市にいながらにして世界一周の気分が味わえる、魅力的なローカルエリアをご紹介します。
リトル・イタリー
1920年代に形成され始めたイタリア人コミュニティのエリアです。趣のある建物には、テラス席のあるカフェやレストランが軒を連ねています。周辺に広がるトロントのモダンな雰囲気と相まって、まるでミラノのどこかでエスプレッソを飲んでいるような気分に浸れます。 6月には「Taste of Little Italy」というフェスティバルが開催されるそうです。その名の通り、イタリア料理はもちろんのこと、イタリア文化全般に触れることができるイベントなので、ご興味のある方は時期を合わせて訪れてみるのはいかがでしょうか。
ギリシャタウン
比較的、新鮮な文化的要素との出会いが待っているのがギリシャタウンです。北米最大のギリシャ人コミュニティであり、地下鉄ライン1・Chester駅、ライン2・Pape駅を降りるとすぐに、地中海の温かさを今に伝える人々の活気に触れることができます。 毎年8月には、カナダ最大規模とも言われるストリートフェスティバル「Taste of the Danforth」が開催されます。イベント期間中でなくても、おなじみのヨーグルトからギリシャ風バーベキュー、北米で人気のストリートスナックとして知られるギリシャ料理「ギロ Gyros」も堪能できます。
チャイナタウン
前回詳しくご紹介したチャイナタウンです。最近、中華料理の人気が高まり、これまで馴染みのなかった食材を探し求める人が増えているようです。トロントのチャイナタウンは、まるで1990年代の香港映画のような活気あふれる雰囲気の中で、本格的な中華料理はもちろん、様々なお茶や中国食材など、多くの現地の品を手に入れることができる場所です。春節や中秋節といった祝祭日には、伝統的なお祭りも体験できます。
リトル・ポルトガル
情熱的なリトルポルトガルを訪れてみませんか。サッカーが盛んな国だけあって、スポーツバーが多く、カラフルな壁画がポルトガル人の日常を生き生きと描いています。 料理の種類には少し見慣れないものもあるかもしれませんが、ポルトガル風のデザートには私たちにも馴染み深いものがあります。エッグタルトやカステラは、もともとポルトガルの伝統的なパンに起源があるそうです。ここでは様々な種類のポルトガル風パンを味わうことができます。また、この街のアイスクリームも名物として知られています。
以上、トロントで世界一周気分が味わえるエリアをご紹介しました。皆さんはどこに興味を持ちましたか?
トロントでのホームステイや送迎などでお困りの際は、ぜひBYSPICをご利用ください。





