強迫神経症も統合失調症も精神疾患の病名です。
まず強迫神経症について解説しますと、従来、強迫神経症と呼ばれていたものです。
イージーにいうと「わかっちゃいるけどやめられない症候群」です。わたしでも不合理だと思いながら何度も繰り返すので、当人にとっては大変つらい疾病です。
強迫には、強迫観念と強迫行動が存在します。
代表的な症候として、雑念恐怖・嫌疑恐怖・高所恐怖症・不潔恐怖・地震恐怖・縁起恐怖・万引き恐怖・涜神恐怖・尖鋭恐怖、最先端恐怖症・潔癖症・男恐怖症、女子恐怖症・恋愛恐怖症・不カンペキ恐怖・放射能恐怖・疾病恐怖などがあげられます。
次に統合失調症について解説しますと、統合失調症というのは2002年八月まで精神分裂病と呼ばれていたポピュラーな疾病です。10代後半～20代で発症すると言われてます。
統合失調症というのは認識、情動、意欲、行動、自我意識など、な精神の障害が見られ、大きく陽性症候とネガティブ症候の二つがあげられ、その他の症候に分けられます。
陽性症候というのは、幻覚（幻聴・幻視・幻嗅・幻味・幻触）・体感幻覚・妄想・自我意識の障害（考想操作・考想奪取・考想伝播・考想察知・考想吹入）・意志・欲望の障害（・昏迷・拒食）などが見られます。
作為経験（＝させられ経験、操られ経験）という症候もあって、その症候は陽性症候の一つに仕分けされる病理的経験であり法律上の重責能力を阻却する『心神喪失・心神耗弱』とも密接に相関している症候です。作為経験は、わたしの身体や精神に対する『自律的・的な統制能力』を失う経験であり、誰かに操られているように何らかの行動をしてしまうことです。
わたしの意志や判断とは無相関に、何らかの力や声（幻聴）に操られて無意識的に在る行動をしてしまうことを作為経験と呼びます。わたしでわたしの行動をコントロールできなくなる作為経験によって『自殺企図・自傷行動・他害行動』などの不適応行動が誘発も存在します。
身体的被作用経験という症候もあって何者かによって身体に何かイタズラをされているような感じで在る症候です。
見る物聞く物が妄想のテーマに一致して曲解・誤認される 要するに知覚のターゲットにふしぎな旨趣づけをする妄想知覚というのも陽性症候に仕分けされます。
また考想化声も陽性症候で、わたしの考えがブーメランのように舞い戻って聞こえる在るいはわたしの考えを外側部からの声としてあらためて聞くことを言います。
統合失調症の幻聴は、対話形式の幻聴・わたしの行動を批判する幻聴・命令の幻聴など色々存在します。
一方、幻覚・妄想など以外側のエネルギーの減少かからおこるネガティブ症候というのは、感情の障害（感情鈍麻・疎通性の障害・カタレプシー・緘黙・拒絶）・思考の障害（常同的思考・抽象的思考の困難）・意志・欲望の障害（自発性の減少・意欲減少・無関心）などが見られます。
また幻覚に仕分けされるが、統合失調症では幻聴が見られる一方、幻視は極めて希で在るようです。
僕は統合失調症で、声に出さないで問掛することに対する言い聞かせとか問掛すると答えが戻ってくる感触も陽性症候の一種らしいです。
統合失調症は太古の昔から存在する疾病で、明治時代に精神分裂病と呼ばれるようになった前は早発性痴呆と呼ばれてました。
統合失調症の起因はさまざまであり、要するに発症の起因が「遺伝」や「性格」「親の育て方」そのものではなく、統合失調症の症候をおこしやすい「もろさ」を持った人が大きな（＝不安・人間相関・お金円・悩み・職業）にさらされ続けた結末、日頃暮らしを支える脳の働きの調子がくずれて発症するとています。
それはドーパミンやセロトニンなどの脳内側物質のバランスが崩れて神経のインターネットワークにトラブルが生じることで脳の障害をきたすことによるとてます。
フィルター障害仮説の話ですが、人並み、神経のインターネットワークはフィルターを作って私たちをデータの洪水から守ってくれています。このおかげで私たちは周りで起こっている事象のうち必須なデータだけを受け取っています。
ところが統合失調症になるとフィルターに破れ目ができ、いらないデータまですべて入ってきます。そうすると考えがまとまらないとか、音や気配に敏感になり、不安や混乱が生じることになります。要するにデータの洪水です。
フィルターが破れたり、ドーパミンのバランスを取り戻すのが統合失調症の精神医薬です。
陽性症候はドーパミンが多すぎて起き、ネガティブ症候はドーパミンが少なくて起きると聞いたことが存在します。
あと高自閉症を発症した人は思春期くらいに統合失調症の症候を発症するということも聞いたことが存在します。
加療としては統合失調症も強迫神経症も一般的には医薬物療法が中枢だと思われてなりません。
事細かには「統合失調症 wikipedia」「強迫性障害 wikipedia」「統合失調症」「強迫性障害」でリサーチしてみるとイイです。