安東旅行のつづきです。
3日目(4月29日)
宿泊した北村宅は、映画「スキャンダル」の撮影中にヨン様が滞在したことでも有名。
こちらは別の建物。
広い敷地内を見学していたら、ご当主さまから「朝食ですよ」とお声が。
かやぶき屋根の別の建物へ移動し、安東名物 塩サバを中心とした朝食 をいただきました。
これまた、絶品。
食後、安東市が制作したという北村宅の歴史を紹介するDVDを拝見し、当主が各部屋の中を案内してくれました。
「男女7歳にして、席を同じゅうせず」の教えに従い、新婚の長男夫婦も別々の部屋。なので、新郎が夜中にこっそり新婦の部屋へお忍びするための隠し扉があったのだと、見せてくれました。
9:30に高(コ)運転手に迎えに来てもらい、まずは韓国最古の木造建築鳳停寺(봉성사)へ。
次に、花崗岩の石壁に10mの胴体を刻み、別途彫刻した頭部を載せたという、高麗時代の泥川洞石仏像(이천동석불상)を見学。
一生に一度、願いが叶うらしいです。
その後、統治時代に日本が作り、今もソウルからの鉄道が走っているという鉄橋を潜り、月映橋(월영교)へ。
ここは私が勝手に決定した、芙蓉台に次いで安東での二番目の見所
洛東江をせき止めた安東ダムにより作られた人口湖である安東湖に、山々の緑が映し出され、なんとも幻想的。
民族村、高麗時代の石氷庫(석빙고)、月見台(월경대)を見学後、カチクモンチッ(까치구멍집)で、昔から祭祀の後に食べたというホッゼサパッというビビンパ+αと、安東特有の赤色のシッケのランチ。
正直言って、あまり美味しいものではなかったですね
食事が終わって、店の目の前にある月映橋に目をやると、ちょうど放水が始まっていました。
高さんが日本語の音声ガイドを借りてくれました。
烏川遺跡地(오천유적지)で、またまた両班の家を見学し、KBSの時代劇ドラマ撮影地、2015年までに高層マンションやホテル、複合施設などが建設されるという観光団地、臨清閣と見学し、約8時間の観光は終了。
因みにタクシー料金は、初日が5時間で12万ウォン、2日目は8時間で20万ウォンでした。
夕食前に、ホテル傍にあるチムヂルバンへ。
汗蒸幕(超高温サウナ)で滝汗を流し、地下1100mの地下水を汲み上げているという安東温泉の湯にゆっくり浸かりました。
夕食には安東名物だという、鮎のだしのコンジククスを食べたかったんだけど、今や幻の料理となってしまったらしく、ホテルの人もやっている店を知らないそうで。
マッコリが飲みたかったので、マッコリ酒場へ。
社長が育てているというサンチュや白菜、ヘムルパジョン(海鮮チヂミ)、砂肝炒めをつまみに、ドンドン酒を楽しみました。
最終日(30日)
9:10の高速バスでソウルへ。
ソウルで昼食をとってから、帰国の途に。
安東あれこれ
ソウルからは、KTXで東大邱で乗り換えてムグンファの列車ルートか、東バスターミナルから高速バスのバスルート。
いずれもソウル市内から3時間掛かるので、なんとかKTX一本で行けるようにしてほしい。
自然や文化遺産に必要最低限の補修だけをしており、高麗時代の街並みを充分に堪能することができる。
心配していた慶尚道訛りだったが、高速バスターミナルホテルの移動で使ったタクシーの運ちゃん以外は、意外とフツーのイントネーションや、訛はあっても聞き取れないことはなかった。
観光客の7割は日本人だそうで、珍しがられることはなかった。
2015年の完成を目指して工事が進んでいる観光団地。
この完成によって、安東の自然や文化遺産が損なわれることがないよう、祈るばかり。
1人しかいない日本語観光タクシーは貴重。
韓国語で「安東タクシー」と検索し、事前に高さんに予約しておこう!
高致雲(コ・チウン/고치운)
Tel 010-5413-2652
E-mail gcu8739@hanmail.net
安東名物をいろいろ食べてはみましたが、一番のお勧めが塩サバ。あとは、別に…。
鳳亭寺(봉정사)
住所 安東市西後面台庄里901(경북 안동시 서후면 대장리901)
月映橋(월영교)
住所 安東市城谷洞山164(경북 안동시 성곡동 산164)
カチクモンチッ(까치구멍집)
場所 月映端 向かい
電話番号 054-821-1056
陶山書院(도산서원)
住所 安東市陶川面土渓里680(경북 안동시 도천면 토계리680)
烏川遺跡地(오천유적지)
住所 安東市臥龍面烏川里山28-1
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