「ソン・スンホンの名作を巡る旅」(私的には「夏の香りドラマツアー」)の続き。
今度は、茶畑で有名な全羅南道の宝城(ポソン)へ行った時の話。
出発前に「ソウルから7時間以上離れたロケ地の茶畑へ行く」と知人に告げたところ
「なんで韓国まで茶畑を見に行くの?静岡でいいじゃん」と言われました
旅の2日目の朝、茂朱から車を飛ばして高速と一般道を乗り継ぎ乗り継ぎして3時間以上掛かると言われました。
この旅は移動時間が超長いので、運転手も添乗員もあまり積極的にやりたがらず、この日の60歳代と思われる
運転手さんも30歳だという女性添乗員も、この日が初めての経験=下見もしていないという状態。
そんなのアリかよっっっ
観光地でも何でもない、単なる田舎の茶畑からロケ地を探し出すことが本当に出来るのかとても不安になりました。
運転手さんとカーナビだけが頼り。
ひたすら走り続けてなんとか宝城の村に到着。
昼食を食べたサムギョプサルのお店でいただいた、缶入りの宝城産お茶。
1つ目のロケ地(ミヌとヘウォンが再開した茶畑)は、すぐに発見できました。
こちらは大韓茶園という、有名なお茶屋さんの茶畑らしい。
駐車場から茶畑へ続く道を歩きながら、気分はすっかりヘウォン(笑)
漸く茶畑に到着すると、ドラマで見た茶畑は、実際にはやけに急勾配であることがわかりました。
そして、思ったより横幅せまっっっ。
テレビカメラって広角だから、ドラマで見るとすべて実際よりも広く見えるのね。
すっかり満足し、いよいよ第2のロケ地。
ヘウォンとミヌが並んであるいた、茶畑からバス停まで続く長い道。
これがなかなか見つからない。
このあたりの土地はカーナビにも表示されないらしくて、地元民に聞くしかない。
添乗員がプリントアウトしてきたロケ地の写真を頼りにみんなで車窓からキョロキョロと探していたところ、我が
ダンナが生えている木やそばに立っている小屋からロケ地を発見 (偉い)
茶摘みに追われる地元民は「こいつら、いったい何の写真を撮ってんだ?」とキョトン顔でした。
こうして、「夏の香り」の茶畑を訪ねると言う、2年越しの夢がようやく叶いました
コースには入っていなかったのですが、茶畑へ行く途中に、ドラマの上で宝城の最寄り駅として使われた鳴凰駅
(ミョンボン駅)を車窓から発見。
帰りに立ち寄ってほしいと添乗員にお願いしておいたのですが、おねだりの甲斐あって、実現。
かわいい駅舎で、中には2003年6月18日の日付入りのソン・スンホンとソン・イェジンのサインがありました。
この旅の間、食事の写真を全く撮影したなかったようです。
よほど不味かったのでしょうね
大韓茶園 宝城茶畑(대한다원 보성차밭)
住所 宝城郡宝城邑~フェチョン面(전남 보성군 보성읍~회천면)
電話番号 061-850-5224
ホームページ http://cybertour.boseong.go.kr/03experience/pvr_text/04.html
(韓国語)
入場料 2,000ウォン
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