2月の韓旅レポ（2024/2/16～20)
こちらの記事
の続きです
4日目 午後
路西洞にある金冠塚（ｸﾑｸﾞｧﾝﾁｮﾝ）へ。
新羅時代5世紀末頃に造営されたと推測されています。
1921年9月のある日、
慶州の中心街である路西洞の民家の裏庭で建物増築工事をしていたところ、
子供たちがその土から出てきたガラス玉で遊んでいるのを
日本の警官が見つけ警察署長に報告。
急ぎ発掘調査を行ったところ、金冠など数多くの遺物が見つかり
そこが墓であることが判明しました。
「古墳の調査を行った日本は、慶州を統治下の観光地として開発することが目的だった」
との説明が💦
辛辣な日本批判の説明が続きます💦
金冠をはじめ切子玉･小玉･勾玉を連ねた首飾や金銅製飾履なども発見されてはいますが、
王の墓ではなく王族の墓と推測されています。
カタツムリのような建物内に、金冠塚の発掘現場がそのまま保存されています。
新羅古墳で唯一文字が刻まれた遺物。
古墳の築造過程がわかる映像や展示もありました。
お隣の新羅古墳情報センターでは、
金冠塚（금관총）住所 慶州市鳳凰路15（경북 경주시 봉황로 15）
電話番号 054-772-3632
開館時間 9:00～18：00（17:30入館終了）
入場料 新羅古墳情報センターとセットで3千ｳｫﾝ
路西洞古墳群
道を隔ててその向かいにある路東洞古墳群には
鳳凰台(ﾎﾟﾝﾌｧﾝﾃﾞ）と呼ばれる直径82m、高さ22mの大きな古墳があります。
慶州旅の〆に訪ねたのが陵浦茶院（ﾇﾝﾎﾟﾀﾞｳｫﾝ）
映画『慶州（キョンジュ）ヒョンとユニ』のロケ地の茶房です。
映画に登場した春画を描いた画家の奥様が運営している茶房で、
映画監督がこの春画を気に入ったことが映画製作の始まりだったそうです。
こちらの席でお茶をいただきました。
奥様いわく、イチオシは黄茶（황차）で、
その中でもツルニンジン（더덕）と紅ニンジン（홍삼）はこの店オリジナルとのこと。
砂糖を使っていないという手作りのヨモギ入り蒸しパンとお茶菓子がどっさり。
ツルニンジンの黄茶は、癖がなくてとても飲みやすかったです。
午後、雨が上がってからはかなり暑かったんですが、
暑いとき熱々のお茶を飲むのっていいですね。
蒸しパンには栗やカボチャの種など、身体に良さそうなものがぎっしり。
奥様は食の安全性にかなりこだわりを持っている方でした。
居心地がよくお話し好きの奥様との話も楽しくて、1時間半も話し込んでしまいました。
『慶州』の撮影が始まってすぐに、隣で工事が始まった関係で
大部分は別の茶房（アリソル）で撮影を行ったという裏話も。
陵浦茶院（능포다원 ﾇﾝﾎﾟﾀﾞｳｫﾝ）住所 慶州市元暁路91-3（경북 경주시 원효로 91-3）
電話番号 054-774-2178
営業時間 13:00～21:30（年中無休）
映画『慶州』のもうひとつのロケ地
アリソル（아리솔） 住所 慶州市鳳凰路47-6（경주시 봉황로47-6）
電話番号 054-771-7625
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楽しかった慶州での時間を終え、釜山へ移動しました。
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