12/9 12月の韓旅⑩浦項編 「椿の花咲く頃」ロケ地 九龍浦日本人家屋路を散策 | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
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전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

通算207回目の韓旅

12月の韓旅(12/6~14)レポ

こちらの記事下差しのつづきです

 

 

慶尚北道 浦項(ポハン)市

 

浦項駅からバスに乗り向かったのは、九龍浦(クリョンポ)という港町。

※慶尚北道作成資料よりお借りしました

 

ドラマ「椿の花咲く頃」では、西海岸にあるオンサンという

架空の港町として登場した九龍浦日本人家屋路

2014年秋の訪問以来8年ぶりに歩きましたが、

当時とはだいぶ様相が変わっていました。

何組もの老若男女カップルが、ドラマの名シーンと同じように、

この階段の上に腰かけ、背後から写真を撮っていました。

1880年頃から、瀬戸内海の狭い漁場争いが激しくなり、

広い漁場を求めて香川県の小田村と岡山県の漁師たちを中心に、

大勢の日本人が九龍浦に移住しました。

この一帯には、当時の日本式家屋が現存しています。

中でも代表的なものが、1920年代に香川県から移住した橋本善吉の2階建て家屋。
九龍浦近代歴史館として、内部見学ができます。
鮮魚の運搬業を手始めにイワシの加工工場を設立・経営するにとどまらず、
学校組合の管理者まで引き受け富と名声を得たというだけあって、立派なお屋敷です。
8年前と変わらず、浴衣を着た再現人形が、
炬燵に入っているのに違和感を感じたら日本人!

ドラマの放送当時は、たくさんの韓国人が訪れていたようですが、

若い子たちは、日本統治時代の「敵産家屋」が並ぶこの通りを

単なるロケ地として楽しんでいたのでしょうか?

コ・ドゥシムさんが演じたヨンシクの母が営む食堂。
ヒロインのドンペクが営むカメリアは、現在カフェとして営業しています。
鉛筆カメリア(까멜리아)
住所 浦項市南区九龍浦邑九龍浦キル133-1(포항시 남구 구룡포읍 구룡포길 133-1)
電話番号 054-281-7773
営業時間 月~金 8:00~18:00
     土日 8:00~21:30
 
そして、カメリアの一本裏手の通りにはドンペクの家が。

鉛筆ドンペクの家

住所 浦項市南区九龍浦邑九龍浦キル117-19(경북 포항시 남구 구룡포읍 구룡포길 117-19)

 

 1922年築の日本家屋をリノベーションした八十八夜というカフェへ。

ドリンクメニューが豊富です。

中国茶に緑茶、ティーラテ、フルーツやカボチャを使ったラテなど。

その日の手作りスイーツを少しずつ盛り合わせた
デザートサンプラーって珍しいですよね。
済州島の青みかんで作ったという自家製の青みかんモヒート(청귤모히트 6,500ウォン)と、
この日のデザートサンプラー(디자트 샘플러 2,000ウォン)は、
左上から時計回りに羊羹・トウモロコシのスコーン、きな粉と抹茶の生チョコ、そして干し柿。
どれもとても美味しく、特にトウモロコシのスコーンが絶品でした。
青みかんのモヒート(ノンアルですよ)も、甘さ控えめでさわやか。

ご夫婦と思われるお若い二人の対応が、とても温かくて。

「ぼちぼち日本の方もいらっしゃるようになったので、

日本語のメニューを作ろうかと思っています」と仰っていました。

鉛筆八十八夜(여든여덟밤/ヨドゥンヨドルッパム)
住所 浦項市南区九龍浦邑九龍浦キル143-1
(경북 포항시 남구 구룡포읍 구룡포길 143-1)
電話番号 070-7856-8728
営業時間 12:00~20:00
毎週火曜日休業
 
鉛筆九龍浦日本人家屋路(구룡포일본인가옥거리)
新幹線前ソウル駅→浦項駅(KTXで2時間30分)
浦項駅前から9000番バスで九龍浦日本人家屋路バス停下車(1時間4分)
バスソウル高速ターミナル→浦項高速バスターミナル(3時間40分)
浦項高速バスターミナルから9000番バスで九龍浦日本人家屋路バス停下車(41分)
バス東大邱駅複合乗換センター→浦項市外バスターミナル(1時間10分)
浦項市外バスターミナル前から900番バスで同バス停下車(42分)

 

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