12/7 12月の韓旅③ソウル編 ドラマ「気象庁の人々」ロケ地でもある国立気象博物館 | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
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大好きな韓国の地方旅についてのレポを熱くお届けします。
전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

通算207回目の韓旅

12月の韓旅(12/6~14)レポ

こちらの記事下差しのつづきです

 
朝食後に向かったのは、西大門の高台にある国立気象博物館
韓ステメンバーであり、ロケ地ハンター  マキシのfbでその存在を知りました。

※画像はお借りしました。
 
1932年に京畿道立京城測候所庁舎として竣工して以来、
国立中央観象台やソウル気象観測所等の歴史を経て、
1998年に気象庁がソウル 銅雀区に移転したことで、気象観測所としての役目を終えました。
2014年には登録文化財に指定。
2017年~「国立気象博物館」開館に向けての復元工事が始まり、
2020年10月にオープン。

解説士による展示解説付き観覧・自由観覧ともに事前予約制だったようですが、
オープン時刻の10時ちょい前に到着したところ、
解説士の方が、予約なさった2名に混ざって一緒に案内してくださいました。
(予約なしでも、自由観覧はできるそうです)
この解説士の女性が、パク・ミニョンのようにむっちゃ可愛くて、テンション上がりましたハート
 
1・2階併せて6つの展示室と、企画展示室があります
気象情報の歴史についての説明が。
三国時代は、「大雨が降った」というように、目で見たままの情報を記録するのみ。
その後、雨の日に鍬(くわ)や鋤(すき)の刃が、土にどれほど深く入ったかで計測する
雨澤(우택)報告が導入されました。
そして、地面にしみ込んだ水の深さを測定する方法から、
測雨器が導入され、降水量を定量的に測定できるようになりました。
こちら下差しは1837年製造で、忠南 公州監営に設置された測雨器。
1915年に日本人の気象官により日本に持ち出され、
後に韓国に返還されたという負の歴史が映像で流れましたぐすん
他にも、日本の177にあたる天気予報の音声アナウンス録音風景の映像や、
百葉箱、風速計、そして最新システムである自動気象観測装備(AWS)の展示など。
 

この博物館は、韓国の気象の歴史を学べるとともに、

建物自体が、近代建築として大変興味深い構造になっています。
1939年に東部分に2階建ての建物を増築した痕跡。
1932年と1939年という年代が異なる2つの建物の複合建築となっています。
アールデコ調の円形型構造物。
ここには、錘(おもり)をぶら下げた紐を滑車にかけ、窓を上下に開閉させるという
当時の窓や、当時のタイルがそのまま残されています。

建物の西側側面に切妻屋根のような庇が見える部分は、

オンドル部屋、炊事場、小使室などの付属施設があったことが
1932年の建築図面に残されているそうです。

また、背面にセメントで白く埋められたアーチ形の部分は、
1938年に京城測候所の付属室として設けられた
郵便局の分室への出入口だったところだそうです。
こういう歴史の痕跡、大好きですハート
庭には、桜の開花や満開予想、紅葉の盛りなどを判断するための桜と紅葉の標準木が。
長い急坂を上っていくので、それなりの覚悟と靴でお出かけください(笑)

鉛筆国立気象博物館(국립기상박물관)
住所 ソウル特別市鍾路区松月キル52(서울 종로구 송월길 52)
電話番号 070-7850-8493
開館時間 10:00~18:00(入館は17時まで)
毎週月曜日、1月1日、旧正月・秋夕当日 休館

アクセス  地下鉄5号線 西大門駅4番出口から徒歩11分

💻公式HP

 

 

 

 

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