2日目の京都。
朝食は、綾小路通にある「雲仙」。
毎週日曜日のみの営業という、昭和10年創業のレトロ喫茶店。
今週は土曜日も営業とfbで知り伺いました。
ホットケーキとさくら色のクリームソーダという、まるでおやつのようなメニューをオーダー。
「お時間かかりますが」との断りどおり、ホットケーキの焼き上がりまで30分かかりましたが、
あまりの厚みと2人前か?と思うほどの大きさにビックリ!
北海道産小麦など厳選した材料を使っているというだけあって、
今まで食べたホットケーキの中で一番美味しかったです。
上部に刻印されたThank you for your kindnessは、創業当時から使われている
レジスターに書かれている文字。
バターが3切れもあり、甘さ控えめのメープルシロップを罪悪感なしに
たっぷりかけていただきました。
ホットケーキを注文すると、ホットケーキの冷蔵庫マグネットをいただけるというのも、
嬉しいサービス。
さくら色のクリームソーダには、桜の花の塩漬けが添えられていて、春を先取りできました。
家族の食べたミックスサンドも、厚切りパン2枚を使いボリューミー。
熱々の厚焼き玉子も入り、とても美味しかったそうです。
今回の旅は、JR東海ツアーズの #ずらし旅 (往復新幹線+ホテル)を利用し、
「選べる体験」の中から、東福寺の方坊庭園の拝観券をいただきました。
星座に見立てて庭石を配した北斗七星の庭や市松模様の枯山水庭園。
「映える花手水」で有名な勝林寺にも立ち寄ってみると
、ホワイトデーをテーマにした「LOVE花手水」に!
バルーンまで飾られて、ちょっとやり過ぎ感も(苦笑)
昼食は、明治32年創業で建仁寺御用達の「千登利亭」で寿司ランチ。
太田和彦先生のお勧め店でもあります。
京都の冬といえば蒸し寿司!
いなり寿司やお吸い物がついた京寿司セットを。
穴子とキクラゲを混ぜた酢飯に甘辛い味付けの椎茸の含め煮と錦糸卵の
トッピングされた蒸し寿司は、「冷めないうちに、お早めに召し上がってください」と女将さん。
麻の実たっぷりのおいなりさんは、お揚げのしっとり感がたまりません。
家族がオーダーした春子(かすご)寿司は、ねっとりとした春子の身にアクセントとして木の芽が。
鯖寿司もそうですが、お酢が強めの酢飯なので、酢じめした魚は敢えてあっさり味なのかも。
まん防のため、アルコールの提供を中止していたのが残念。
たまたま見つけた「町家の日」のポスターのQRコードから、
町家でお雛様の展示をしていることを知り、下鴨の喫茶ギャラリー サロン淳平へ。
米屋だったという築100年の町家は、手を掛けて磨き上げたのがわかるほど、
柱も天井もピカピカの素晴らしいコンディションで、居心地のよい空間。
ピリッと辛いジンジャエールで喉を潤しました。
東京から取り寄せているパンを使ったランチがお勧めだそうです。
三重県桑名にあるお寺の奥様(龍子さん)が、全国各地から収集なさったという
300組のお雛様を、淳平のオーナーが引き継ぎ2階に展示しています(4/3まで)
龍子さんの熱い思いが淳平のオーナーに乗り移ったかのように、
素材や特徴、入手時のエピソードなどを細かく説明してくださいました。
特に陶器のお雛様(陶雛)の曲線美に注目です!
三条辺りの鴨川沿いの河津桜や府立植物園の梅林を愛で、#ずらし旅の「選べる体験」で
無料入浴できる長者湯へ。
創業105年を迎えたという風情のある佇まい。唐破風の屋根の入り口がいい味出しています。
柳こおりの脱衣かごもツボ!
千本中立売にある昭和9年創業の「神馬(しんめ)」は、地元でも大人気の居酒屋。
殆どが予約客で、飛び込みで入店できたらラッキーな感じ。
旬の魚と野菜を使ったつまみが並ぶメニューは品数が多く、どれを注文するかかなり悩みました。
・淡路の活穴子の霜降
・飯蛸と筍の旨煮
・桜鱒の木の芽焼き
・トリガイ酢味噌
・牛テールスープ味噌仕立て
・筍と鯛の子の旨煮
・甘鯛の酒蒸し
・干し貝柱と甘鯛の土鍋ご飯&ヒラメ押し寿司
日本酒は、京都の北山の四季など、
3種類を楽しみました。
つまみの写真が黄色味ががっているのは、ライトのカバーが黄色いから
とにかく何を頼んでも旨すぎる!
お値段もそこそこしますが、予約してまで訪れるリピーターが多いことからもわかるように、
天然にこだわり、選りすぐりのつまみを用意してくださる名店であることは間違いありません。
レジそばには、太田和彦さんの描いた神馬のデッサンがありました。
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