嘘つきDV男と地獄の日々 -2ページ目

嘘つきDV男と地獄の日々

トラウマ、DV男の罠、モンスターペアレントなどに捕まった、
バカな女の脱出の物語

最近、友人から風の噂でTの話を聞いた。

Tがわざわざ遠方まで、ある女性に会いに行ったと言うのだ。

その女性と言うのは、私がTと付き合い始めた当時の共通の知り合いで、唯一、私とTが付き合うのを猛反対した女性だった。

彼女は、Tに好意を持っていたのだと思う。

私に必死で交際を申し込むTに、私の有る事無い事を吹き込み、Tは私に騙されているのだと主張し続けた女性だった。

騙されているのは私の方なんだけど(笑)

Tが彼女に会いに行った理由は分からない。

今だに次のターゲットを探しながら、遊んで暮らしていると言う事だと思う。

私は友人に聞いた。

『彼女、私とTの結末知らないの?』

すると、友人は答えた。

『知ってたよ。Tが働かないから彩が出て行ったんでしょ?って聞かれた。
DVの事は知ってるのか分からないけど。
それでもTと会って、すごく楽しくて、時間が足りないぐらいだったって。』

新しい被害者が出るのも時間の問題と言う事なのかもしれない。

彼女は、私とTの事実より、Tの外面を信じたのだろう。

DVモラハラ行為は、殆どの場合、犯罪にはならない。


罰せられる事の無いTは結局、お金持ちの父親と言う後ろ盾と、天才的な外面の良さで苦労をせずにまた、DVモラハラ行為を繰り返して生きていくのだと改めて確信した出来事だった。






前に進みたくて。

早く忘れたくて。

忘れられる訳ないけど、

でも、思い出さなくて済むように。

早く薄れてくれればと

笑顔で人と接するけど、

私の気持ちを一気に冷ます言葉。

『sex』をしたいと言う事を連想させる言葉。

今までどんなに楽しく会話していても、その言葉を発した人間がたまらなく不快に感じてしまう。

たまらなく、不快で欲望が笑顔の周りにドロドロと渦巻いて見える。

Tの時のように、強迫観念に囚われている訳では無いから、拒絶してそれで終わる事だけど、その人間との会話すら、もう不快なものでしか無くなってしまう。

いい歳して面倒な事言うなよと言う目で見られているような、被害妄想。

私がおかしいの?

うん。きっと私がおかしい。

それでも、もう誰にも触れられたく無い。

あれから2年も経つのに、触れらる不快感は、薄れるどころか、どんどん増している気がする。

そして、また、Tの不快感が蘇り、吐きそうになる。

いったいいつまで苦しめられるのか。

結局、Tから受けた一番大きな傷は、これだったのだと思った。



 

現在私はエレベーター無しマンションの3階に住んでいる。

そう言えば、Tと住んでいた家もエレベーター無し3階だった。

古いビルをフルリノベーションした家。

同じような石の階段を登って帰る。


そう言えば、住んでいる街は全然違うが、家の条件的にはほぼ同じ家だ。

なのに、こんなにも違う家。


当時は、あの家の石の階段が、死刑台への階段みたいな重苦しい気持ちで登っていた。

家に電気がついていても、ついていなくてもブルーな気持ちになった。

何故なら、電気がついていれば、いつキレるかわからないご機嫌なTが待っていて、消えていれば、もう既に不機嫌なTが待っているから。


今は、本当に家のドアを開けるのがこんなにも楽しみなのに。

『ただいま。今日も一日頑張ったよ!』

って、心の底から安らぎをくれる家。


Tから逃れる為だけに、殆ど選べない状態で借りた前の家は、ボロボロでキチンと窓が閉まらないきたない部屋と、強欲で常識外れな大家さんが居ると言う訳あり激安物件だったから、全然休まらなかった。

安らぎをくれない家なんて、そんなの自分の家じゃない。


仕事ばっかりで辛くなった時は、『家に帰ったら何しよう?』

それを考えると頑張れる。

私に、大切な私だけの場所ができた。