番外編④ | 嘘つきDV男と地獄の日々

嘘つきDV男と地獄の日々

トラウマ、DV男の罠、モンスターペアレントなどに捕まった、
バカな女の脱出の物語

入籍しろと自分勝手に暴走した父は、勝手に嘘をついたとキレ散らかし、

『2人共嘘をついていたのだから、もうどちらの言う事も信用出来ない』

と言ってのけたのだ。

しかし、私は嘘をついていた訳ではなかった。
結婚当初は働いていたT。

結婚してしまったのに、仕事を辞めてしまった事や、暴力を振るうと言う事を言い出せなかっただけなのだ。

そして、今回の私の逃亡。

両親は言った。

『実家に帰って来るなら助けてあげる。しかし、それ以外は一切知らない。』

私はこの時気付いたのだ。

両親の事は、本当に大切だ。

しかし、このまま両親と関わっていれば、私はまた、私らしい生活が送れなくなる。

だから、ごめんなさい。

『自分で何とかするから大丈夫。もう、これ以上私の人生の邪魔をされたくない。』

私は両親の呪縛を断ち切った。

すごく、すごく、悲しかったけど、何かが楽になるのを感じた。

私は、父親が、せめてT一家にキレ散らかしてくれる事を期待していた。

そして、同棲の時も、猛反対してくれる事を期待していたのだ。

何故なら、父親は、今まで毎回そうしてきたのだから。

私の気持ちとは裏腹に。

しかし、父は私の気持ちと全て逆の行動をとったのだ。

私は、Tの件で初めて親との関係を諦める事ができたのだ。

これは唯一、Tの事があったおかげだと思う。