それなりに人手はあったのだが、
急な要件で福祉事務所に行くことになり外出。
そして、何故か書類も山になっていたので、ほぼ一日中管理者としての仕事。
パートさんにも一時間残業をしてもらいました。
嫌がらずに引き受けてくれるので助かります。
午前中に、別のパートさん(新人)が事務所に来ました。
なんとなく嫌な予感…。
「○○さんにキツく、あれこれ言われて、もう嫌になっちゃった…。」
やはり…その件でござるか。
今までも手をこまねいていたわけでは、もちろんない。
他のスタッフさんからも報告は来ていて、
「目上の職員さんにもタメ口なのが、すごく気になる。」
「利用者さんに対して、口調や言い方がキツすぎる。」
「挨拶もできないのかよ!」
「食事作りは全くできない、通所の送迎もできない、爪切りもできない。
それなのに、自分のことは棚に上げて…ナンチャラカンチャラ。」
「助け合おうって精神がないのかよ?」
異口同音にみんな言ってくるのだ。
とりあえず態度が悪いのは確かなことである。
直接、本人に言ってみた。
「チームワークを大事にして欲しい。
誰でも得手不得手あるし、お互いに助け合いながら仕事がしたい。
せめて、朝は笑顔で『おはようございます』って挨拶だけはして欲しい。」
驚いた。
いきなり大声あげて泣き始めた・゜・(ノД`)・゜・
「だって…、だって…、うわぁ~~~~ん!」
翌日、みんなが異口同音に、
「あの人に何言ったの?」
と訊いてきた。
「三郎さんに大目玉喰らって、泣かされたって言ってたよ。」
「こっぴどく怒られて怖かったってさ。」
「ドヤしつけられた~って、片っ端から言いふらしてたよ。」
やれやれ…、なのだ。
それが、彼女にとっての防衛機制だとは思うのだが、それにしても…である。
別に、「人格を変えろ」とか、「生き方や価値観を変えろ」って言ってるわけじゃない。
「職業人として、チームの一員として、行動を変えて欲しい」と、言っているんですよ。
パートさんの場合、毎年4月に契約を結びなおす更新制です。
まぁ…、来年度は契約は結ばないだろうなぁ、多分。
他所の事業所はどうだか知らないが、
『仲間を大切にできない人の居場所はない』というのが俺の方針である。
蛇足だが
「俺のことを『施設長』と呼ぶヤツにも居場所はないw」というのが俺の方針である。