【完成&製作記】ニコモデル 1/700 水上機母艦 若宮 "1917" 他 | Grünberg

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作りかけの状態で一ヶ月放置した若宮がようやく完成しました。


若宮は鹵獲した貨物船を改造して作られた帝国海軍初の水上機母艦です。

若宮とは幼少の皇族男子を指し、まさに若々しい艦にはぴったりの名前でした。

鹵獲されたのが日露戦争中の1905年、ライト兄弟による動力飛行機の初飛行が1903年なので、まだまだ飛行機は実験段階でした。

それでもWW1開戦時、日英同盟に基づき協商側として参戦した日本は、敵対したドイツの中国山東半島租借地・青島(チンタオ)基地を、若宮の艦載水上機を使って爆撃しました。

これは、帝国海軍航空隊による初めての航空攻撃となりました。


あんまり貨物船と大差ないような船ですけど、まだまだ水上機母艦は実験段階だったので仕方ないですね

水上機甲板に覆いを被せる構造は後代の能登呂、神威にも受け継がれました。


ニコモデルは初めて作ったんですけど、割と良心的で時間と手間さえかけてやればちゃんと形にはなります

あんまり聞かないですけどポーランドメーカーのようですし。

パーツが入ってないこともなく、予備まで入ってましたよ

(私は先月作り始めた時にゴミと間違えて後部の甲板覆いを捨ててしまいましたが苦笑


























以下製作記


中央甲板の残す構造を組み立てる


貨物船かな?

まぁ、元は海外の貨物船だし。


精神修行を続ける


マストを付け(マストパーツはちゃんと入ってる)、前部水上機甲板覆いを付け


目立つクレーンを設置

一体形成なのが有り難い


後部ベンチレーターを付ける


素組みでこの密度だからすごいわ


後部砲座、探照灯座


組み立て完了しました

塗装は取り立てて書くこともないですが一応。

船体:タミヤラッカー 横須賀工廠色をエアブラシ吹き付け

木甲板:セールカラーを筆塗り

リタッチ、細部塗装をして

木甲板はステインブラウン、船体はブラックでウォッシング


余談

らぷたんさんからアガン営業再開情報を仕入れ




行ってきました

カレーめちゃウマ!!!

チキンティッカはやめられない状態でした(^q^)


おまけ


能登呂と若宮

若宮は初代、能登呂は二代目の水上機母艦です