佐渡金銀山ネットモニターに参加してきた 高任立坑~道遊の割戸 | Grünberg

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道遊坑から出ると、高任竪坑跡が見えてきました。



これが高任竪坑跡。

ちなみにこれは縮小版のレプリカみたいです。



在りし日の高任竪坑。

深さは650メートルを超えました。



さて、道遊の割戸のふもとへと向かっていきます。

ここには昔町があったそうです。



高任神社。

佐渡金山の発展に大きな貢献をした大島高任を祀った神社で、ご神体として閉山前最後に採れた金鉱石が奉られているそうです。

7月の鉱山祭りの際、ご開帳されるとか。



道遊の割戸のふもと。

ここをトロッコが通っていったそうです。



トロッコを運んだ電気機関車。



近代鉱山で使われた機械類。



大島高任の説明プレート。

彼は岩倉使節団にも随行したほどの人物で、欧米の鉱山技術を日本に取り入れています。

佐渡金山に赴任したのは、宮内庁所管から大蔵省所管へと移った明治18年で、60歳の時でした。

彼が作ったのが、佐渡金山最深の高任竪坑です。

それだけでなく、様々な開発を行い、佐渡金山の近代化に尽力したようです。



佐渡金山が大蔵省所管から民間(三菱)へと移ったことを表す三菱のマークがあるはず・・・なんですが

写真だと写ってないですね(^∇^)



エアーポンプ。

前回の記事で、コンプレッサーで圧縮空気を送ってたと書いたんですが、送っていた機械がこれになります。



道遊の割戸が美しく見える撮影スポット。

天気がよかったので、なかなか映えますね。






鉱山から運び出された鉱石は、この粗砕場まで運ばれてきます。

ここで砕かれた鉱石は、2枚目の写真の穴から投入され、選鉱場へと運ばれていきます。






この廃墟にも、かつてはこのような立派な建物があったそうです。

往事が忍ばれますね。