心の中の鏡を見る時間、そうか、といつもきづかされる。 | のほほんワーカーの日常。

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難病障害があるので福祉の支援を受けながら、福祉のお仕事をしています。

1か月ぶりのカウンセリング。

前の先生と同じことを言われた。

あなたは客観的に自分を見つめて、それを言葉にする力がある。

だから人前で話したり、物を書いたりして人に伝えていくことをしていくといいと。

そして今の先生から言われたのが、そういうものは自然に舞い込んでくるから「これをやるぞー」ってしなくていいのよって。

丁度看護大学の授業用の動画撮影も、いつか医療者に知ってもらう機会が欲しいと思っていたら舞い込んできた。

もっともっと先にアプローチをしようと思っていたけれど、お声がかかった。

ピアの活動もそう、いつか自分がしっかりしたらって思ってたけど、高次脳機能障害コーディネーターさんから声がかかった。

支援される側であり支援する側でもある私、臨床とピアの活動の両輪があることはとてもバランスがいいと思ってる。

 

あと、ジョー氏から上を目指せ、もっと仕事をしてというようなことを言われて困っていた。

このままの職位でいいの!?って。

私にとっては職位はそれほど大事ではなくて、そもそも仕事ができていないし出来る範囲も狭いのだから上を目指すよりも、臨床が続けられればいいと思ってる。

迷惑ばかりかけているし、そもそもそんな能力はないと思って。

でも上はそれほど目指してないと伝えたら、怒られてしまった。

この前GWに実家に帰って親父様に仕事のことを聞いてみた話をした。

親父様はそれなりに大きな会社で現場から管理職→出向先で取締役になった経歴の人。

その会社では現場から初めて管理職になったそう、親父様も職位にはこだわりがなくてはじめ断っていたそう。

それでもって上から言われて、ある交渉をしてその上で管理職になり、その後本当は海外赴任の話があったんだって。

だけど丁度母が難病障害者になって、とても海外にも連れていけないし、置いてもいけない状況で断らざる得なかったそう。

それを後悔してるの?って聞いたら、「あれは仕方ないよなぁと思ってるよ、あの時行ってたらどうなったかとも思うこともあったけど、今は納得しているよ」と言っていた。

それで出世コースからは外れてしまったけど、持ち前のコミュニケーション能力でそこを挽回していったみたい。

うちにはよく部下も何故かジョー氏もよくいらっしゃっていたし、何故かジョー氏がクラブ活動に行く父を迎えに来ていたりもした。

(親父様はホントコミュニケーションお化けで、退職後もどこかのアナウンサーだとかスポーツ選手だとか市長だとか大企業の社長だったりとか謎の友人を作ってくるのです)

そんな親父様に「上を目指せと言われたけど、私は臨床ができればいいと思ってるんだけど」って言ったら、「自分もそう思っていたけど、上に上がるとまた違ったものも見えてきて、それはそれで面白かったよ、やらないと決めなくてもいいんじゃない」と言っていた。

そういうときが来たら、そうなるからって。

そういうものか…。

そう思いながら新しいこともいくつか引き受けてみて、正しジョー氏に体調のこともあるから「1つずつ試してから」というお願いと「一番は体調を大事にしたいこと、もう倒れたくないです」ってお願いをした。

 

心理士さんは「そういうお話ができたのは、本当に帰ってみてよかったわね」って言ってた。

そして心理士さんの目から見ると親父様と私はコミュニケーションの取り方や興味関心の剥き方がとても似ているんだそう。

いや、あんなコミュニケーションお化けではなくて、私は人見知りですごく人を観察してからじゃないとやり取りしないけどね。

そして今新人ちゃんの教育係をしていることを伝えたら「楽しいでしょ」って。

難しい仕事だけれど、当初あちこちの根回しが大変だったけど、彼女の成長を見守る楽しさがあることをお話ししたよ。

私ができることは限られているけれど、私ができることを誰かに伝えて、その人たちができることが増えていく。

それって楽しいんだね、私は子どもを産むことはないだろうけれど、こそ誰もこんな感覚なのかなぁ?

丁度カウンセリングの日、新人ちゃんができることが1つ増えた日だったので余計に嬉しく話しちゃったよ。

 

さぁ今月は看護大学の講義用録画の撮影がある。

大体話すことをまとめないとなぁ…。

どんなふうに言葉にすると伝わるかなぁ。。