昨日のブログにて間違ってご紹介のクルマ、正しくは勿論初代カペラ、しかもロータリー搭載の4ドアセダンです。
そしてコメントを頂いた通り大館市にずっと生息していたクルマで以前は秋5ナンバーでした。
日焼けた塗装は勿論オリジナルペイント。オリジナルを極力残しながら傷んだ箇所にタッチアップ、保護しており好感が持てます。
フロントグリルに掲げるREの赤エンブレム。
リアガーニッシュにもREの赤エンブレム。
スーパーデラックスのエンブレムが泣かせます。
ロータリー搭載車にのみ許される丸テール。
ウッドのステアリングとシフトノブ。
インパネに丸い3連メーター。
この当時のセダンはコラムシフトにステッキタイプのサイドブレーキレバーが普通でしたから、スポーツカーのような運転席周りはオーナー様の自慢だった事でしょう。
ダッシュボードにもREのエンブレム。
擦り切れ傷みやすいシート生地も綺麗に残っています。
ご自慢の新開発12Aロータリーエンジン。
左下、コイルは別々に2本有るのですね。
フェンダーにもREバッチが。
箱スカGT-Rにも匹敵するスーパースポーツセダン。当時このような高価なセダンを購入出来た前オーナーは元鉱山関係者かと尋ねたらやはりそのようです。
長年車庫に眠っており何度も訪問するうちに持って行って良し!となったそう。
良いコンディションで保管していた前オーナー様も、そして現車をリスペクトし、オリジナルの姿のまま復活させた現オーナー様に感謝せずにいられません。
トーホグの田舎ではこのような国宝級のクルマにさえバッドセンスなカスタマイズを施すバカばかりですから。
秋5ナンバーではなくなりましたが久しぶりに走った大館の街。カペラはどう感じたでしょうか。
当時秋田県警にはコスモスポーツパトカーの他に初代カペラロータリーセダンのパトカーも有り、こちらは台数が有ったのか街中でも良く見かける存在でした。
The Stooges、「1970」。