今日も朝から晴天。
遠くへドライブ...したいところですが、思い立って自宅からクルマで3分掛からない油田へ。
かつて日本一を誇った八橋油田外旭川鉱区です。



恐らく戦後直ぐの撮影。撮影地点がハッキリしないものの画像奥を大森山だとすると手前が八橋油田か?



油田の櫓が林立していた場所も現在はポンプで組み上げるのみ。稼働中のポンプも数カ所。



この辺は急激な宅地開発と地価の高騰を避けるために市街化調整区域に指定。周囲は一面の田圃。

原油が出て来なくなった油井は田圃へ戻されました。



聞こえるのはポンプのモーター音のみ。



自宅が有るのはこの先のビル、中央卸売市場が有る辺り。その右側に小さな石油プラント。







恐らく産出した原油を軽質油と重質油、そして天然ガスに分離する為のものか。

かつては土崎港の製油所プラントまで天然ガスのパイプラインが繋がっていました。



秋田市中心部にはもう一ヶ所現役の油田が存在しています。川尻地区に有る雄物川鉱区。



現在では工業団地の一角に油井が残るのみ。



1930年代撮影と思われる絵葉書より。

なんとなく面影は有ります。



近場ながらしばしドライブを楽しみました。

自宅へ戻り昼食は近所のスーパーでお弁当。




今では信じられませんがかつて秋田県はメインの農業や油田は勿論鉱山や林業で栄えた東北有数の工業地帯でした。 

原油の枯渇、割安な輸入鉱石や木材輸入の自由化で鉱工業と林業は壊滅し多くの職が失われました。そして農業は減反...

この曲がヒットした当時、歌詞を読み高校生の私は米国ではなく不景気の秋田そのものだと思いました。