日立マークの左にはカラーテレビのマスコット「ポンパ君」多分店構えは1970年頃の姿を維持したままシャッターを今風に塗り替えたものか。
営業車は日立と同じ芙蓉グループの日産車、営業車として平成まで生産が続いたB110系サニートラック。グレーホワイトにオレンジのライン。屋号の部分を取り囲む細い黄色のライン。
当初はこの塗装にするつもりでした。
しかしミニカーはダットサン320ダブルピックアップ。年式は1960年代半ば。確か塗装は違っていたはずとさらに検索してみたらこちらの画像を発見。日立とナショナルのチェーンストールを兼ねる珍しい店舗。
左からナショナルカラーのホンダT360、RS41クラウン、ホンダN、そして日立カラーの520ダットサントラックか。
並ぶクルマの年式から1970年頃の撮影と推測。
こちらもサニーと基本は同じ塗装か。
うーん、何か違うな...昔はもう少し複雑な塗装だったはず。
再び検索し見つけました!それがこちら。
ボンネットと屋根がグレー、側面オレンジに屋号は白地。フロントとリアフェンダーに上下を黄色のラインで囲ったグレーの帯。
日立の「立」をあしらったデザインと推測。
撮影は1969年とのこと。クルマは初代サニートラックB10系。
荷台の木枠に収まったカラーテレビが気になります。型式CN760CUで検索すると
近年ヤフオクで落札された家具調テレビと
ポンパ君の広告が。
1969年発売のこのテレビ。我が家の初代カラーテレビも日立製でこの辺り。
因みに「ポンパ」の由来はスイッチをポンと押すとパッとテレビが映ると言う。当時はスイッチを入れても部品が冷えていたら直ぐには映らず。そこで部品に予め予熱を加え暖めることにより直ぐ映るようにしたもの。但しこの方法では待機電力がバカにならず、さらに部品の寿命を縮めると言う欠陥が...
話が脱線しました。
ではもっと古い時代は...?
店舗前に駐車するトヨタマスターライン。
恐らく1960年頃撮影か。
残念ながら側面は光で判りませんがボンネットは湘南電車のような金太郎塗り。
それでは塗ったのがこちら。
こうやって見るとかなり派手ですね。
日立水戸工場が1962年に試作したDD51 1号機に似ています。
ムサシノモデルの完成品と。
但しDD51 1号機が出場した当時は茶色に白帯で、オレンジ&グレーになったのは1963年登場の試作二次型2号機登場に合わせた頃ですが。
The Who、「Substitute」。